その例にもれず、充電池としての確固たる地位を築いたeneloopも、今後も存続する模様です。パナソニックのEVOLTAとの兼ね合いで統廃合も議論されているようでしたが、ここに来て新製品が出てきましたから。
高容量タイプと、高信頼性タイプの充電池「eneloop pro」「eneloop plus」を新発売 三洋電機株式会社
三洋電機株式会社は、“くり返し使うライフスタイル"を提案する充電池「eneloop(エネループ)」のコンセプトを踏襲し、お使いの用途に合わせて更に進化させた新しい充電池「eneloop pro(エネループ プロ)」、 「eneloop plus(エネループ プラス)」、および、それぞれの電池を同梱した充電器セットを発売します。
今回発表された新製品のうち、proは従来に比べ25%分容量がアップしたタイプ。plusは誤使用時の発熱を抑制する機能を加え、より安全性に配慮した製品で、主に子供のおもちゃへの使用を想定している模様です。
充電池は長く使うものなので、安全性に配慮されたPLUSには要注目ではないかと。一時期ノートパソコン用バッテリーパックの異常発熱が問題になったこともあり、このような仕様は、特に子供が使用する用途ですと歓迎できますね。
さて、先に出ていたパナソニックブランドへの統合の話です。
リンク先のニュースリリースにはパッケージ写真も出ているわけですけれど、その表にはパナソニックの名前はなく、従来通りの「SANYO」ロゴがバッチリ入っております。これはeneloopについてはSANYOブランドは存続、EVOLTAとの差別化を図っていくという意思表示なんでしょうか?
とはいえ、製品として完全にかぶる2ブランドをどう扱っていくか。今後のパナソニックの決断はどうなるんでしょうね。