Cafe de Kerm ~毒味ブログ~

物言いにも、珈琲にも、もれなく毒が混入している可能性が無いこともないです。

CDが25周年記念なんですって

2007-08-19 23:59:59 | Thinkings
 レコードの代替品として発売されたCD。その初製造日は1982年。実に25年前になります。

CD25周年。累計販売は2,000億枚に
-'82年8月17日にPhilipsが製造開始
 AV Watch

 CD(Compact Disc)が2007年8月17日をもって製造開始から25周年を迎えた。'82年8月17日に世界初のCDがドイツ ハノーファ郊外のPhilipsの工場で製造され、以来、累計で2,000億枚を超えるCDが販売されている。

 私がCDを初めて買ったのは小学校4年生の頃でしたか。タイトルも覚えていますけれど、CDそのものはどこに行ったのやら。
 レコードよりもカセットの印象が強かった私にとって、頭出しの早さは衝撃的でした。まあもっとも、当時は音楽なんてほとんど聴きませんでしたけどね。

 私の過去はさておき、レコードよりも色々とアドバンテージを持っていたが故に、CDはあっさりとレコードを過去の遺物へと押しやり、音楽媒体における現在の位置を築き上げました。

 当初は音楽を記録する媒体として利用されていたCDですが、しばらくするとデータ記録用にも使われるようになりました。当時の民生用HDDが200MBとか300MBとか言っていた頃ですから、CDの容量は本当に衝撃的な大きさだったと記憶しています。
 現在においても、業務用アプリケーションなどはその容量でも十分すぎることが多く、多くのパッケージソフトでは未だにCDが媒体として選択されています。

 要するに、現在においても、CDはよく使われる記録媒体であるわけです。

 ここまで長く規格が続いてしまうと、問題も色々と出てきます。セキュリティーもその一つですが、消費者にとっての関心事と言えば、その製品寿命について。

 当初は「100年」とか言われていたCDの読み出し寿命ですけれど、現在においては20~30年が妥当とされています。と言うことは、当初にプレスされたヤツだとちょっと危なくなっている可能性があると言うことですね。
 レコードみたいに、手元にプレイヤーが無くなってしまったらあきらめもつきますけれど、CDの場合はそうもいきません。今更10年前のソフトウェアが使いたいかはわかりませんが、20年前の音楽を聴きたいという人はたくさんいるでしょう。

 本当に必要なモノはバックアップ。そろそろ考え時かもしれませんね。

 ちなみにCD-Rはメディアの質によっても大きく左右されますが、2~5年と言われています。・・・CD-Rが普及し始めたのは10年くらい前ですが、そこんところどんなモノでしょうね・・・
 ちなみに、数年前に作成した音楽CDーRが聞けなくなっていた私としては、大学時代に焼きまくったCD-Rをいい加減何とかしないとな・・・等と思っている次第。

 いつまでも あると思うな 親とデータ