Amazonとどっちを使おうかなあ・・・
と淡い期待をふくらませていたGoogle Music。Amazonと同じく、クラウドストレージにユーザーのライブラリを保存して、デバイスごとに転送しなくてもストリーミングで音楽を再生できるというサービスです。
このクラウドミュージックサービスに、本命とも言えるAppleが参戦してくるだろうと思われてきましたが、先日「iCloud」という名称でスタートするらしいという報道がありました。
いわゆる、iTunesのクラウド版といえるこのサービス、他のサービスと違ってユーザーが全部アップロードしなくても、iTunesストアーの「在庫」に関しては流用がきき、さらに、ローカルよりも「在庫」のほうが高音質だったら、そっちを優先して流すというナイスなサービスに仕上がっています。
・・・ただし、有料らしいです。
そこで、TechCrunchにはこんな記事が載っていました。
AppleのiCloudはあほらしい–あんなのiTunesの無料機能であるべき TechCrunch
ただ単に自分の音楽コレクションをインターネットからストリーミングできるだけのために、なぜ毎月会費を払うのか? それらの曲に関してはとっくにiTunesにお金を払ってあるのに、それをオンラインで聞くためにまた払うわけ? そんなの、あり得ないよな。なんとなんと、Google Muscのベータでは、すでにそれを無料でできるのに。
同期は別に音楽データをコピーするだけではないですしね。ストレージに余裕があるなら、そこまで魅力的とは言えないかも。・・・有料なら。
それに、自分で買った音楽を聞くために、さらにお金を毎月払うっていうのは非経済的。iTunesストアにある曲はそのままストリーミング出来るわけだから、Appleの管理するストレージの量は大幅に抑えられますし。
・・・そのためにレーベルに契約料を払っていたとしても、いちユーザーとしては付加サービスとしての提供が妥当だと思いますけどねえ。