Cafe de Kerm ~毒味ブログ~

物言いにも、珈琲にも、もれなく毒が混入している可能性が無いこともないです。

2005年末大晦日

2005-12-31 22:46:51 | Dialy
 さて、2005年末も後1時間半で終了。絶望的に部屋の掃除は終わっていないのが心残りですが、まあ仕方ありません。仕方ないですよ、部屋に積み上がった漫画を全部かたすなんて一日じゃあ無理ですよお・・・そりゃ全部捨てるなら別ですけどね。

 本人も驚いているのですが、このBlogで年末に記事を書くのもすでに2回目。もう一年半も毎日のように記事を書いていると言うのは、本人もちょっと驚きです。

 去年から自分自身、何か変わったことがあるかと言えば、肉体的にも精神的にも大して成長も衰えも無いような気がしますけど・・・ああ、捨てたものは結構ありますがね。言い意味でも、悪い意味でも。そういう意味では、この一年激動、とは言えませんけど、結構いろんな事がありましたね、個人的には。

 世の中の流れ的にも、自民党が総選挙で大勝したり、景気が上向きになってきたり、石油価格が相変わらず高騰したりと、何かと変化があったように思います。

 ところで、これを読んでいるあなたにとって、一番印象に残っている出来事って何でしたか?私は・・・一番と言うよりも、この一年の中全部がぼんやりとして・・・果たして今年の中で起こったことなのか、そうでないのか、うまく判別できないのですね。
 昨日のようだけど、もっと遙か前のような気もする。あー、学生の時のように明確な区切りが無いから、余計ダメなのかも。かといって、一年が短いかと言えばそうでもない。一週間は短いですがね。どうにも、私は年を取ったのか・・・このまま漫然と年を取っていくのは大変怖いのですが。

 来年一年が、実りと、サプライズの多い年でありますように。私にも、あなたにとっても。

1ピクセルを1ドルで

2005-12-30 20:46:03 | Weblog
 イギリスで、とある学生が大もうけしているとのこと。これだけならなんてことありませんが、その大もうけの仕方が変わっています。

 英大学生、斬新なウェブサイトで大もうけ

 テューさんは自身のホームページを100万ピクセル(画素)からなる広告掲示板に作り変え、ロゴマークの掲載希望者に対し、1ピクセル1ドルで販売。販売開始から4カ月間で正味100万ドル(約1億1700万円)の利益を得ている。

 100万ピクセルと言うことは、1000×1000ピクセルの表示部・・・実際には違いますけど、それくらいの画像表示枠を用意して、その領域を切り売りする。そして、その売値は1ピクセル1ドルで。うまいこと考えたものです。

The Million Dollar Homepage - Own a piece of internet history!

 実際にそのホームページを見てみると、実に様々なピクセルの使い方があることに驚かされます。本当に小さい領域に、小さいハートを表示したり、会社のロゴを大きめに張ったり。中にはキティーちゃんとか「許可とってるの?」ってのもありますけども、各広告主ごとに、如何に効率的にスペースを使うかを苦心してあって、見ているだけでも結構おもしろいです。

 それにしても、Webでの広告収入なんて、今あるビジネスモデルだけでいっぱいいっぱいかと思っていたんですけど、まだまだ探せばあるものですね。
 私もそれにあやかりたいですけど、良いアイデアがひらめくのは、ま、天文学的に小さい確率でしょうね。

セグウェイって覚えてますか?

2005-12-29 18:04:37 | Technology
 一昔前に流行った”セグウェイ”って覚えてますか?前の名前は、確か”ジンジャー”とか言いましたか。一人乗りの立ち乗り2輪車で、「絶対に転ばない」というキャッチで発表されていました。

 車に変わる乗り物・・・などと大げさに記事にされていたりもしたようですが、最近はとんと話を聞かなくなりました。でも、使われているところでは使われているらしいですよ。

アメリカで「セグウェイ」は今 Excite Bit

 記事によると、シカゴ警察がダウンタウンの警備に使っているようです。確かにアレなら自転車と横幅が変わりませんので渋滞とは無縁でしょうし、電気ですので音も静かと、パトロールには最適かもしれません。

 私の住んでいるような田舎では、運用は難しいでしょうけど、記事にもあるとおり、大学構内などのむやみに広い建物、敷地内なら、かなり便利ではないでしょうか。自転車よりも小回りはずっときくし、何より楽。すでに話題には上っていない今だからこそ、じわりと売り出してくれないものか、と思ってしまいますね。
 ま、買いませんが。

平成がもうしばらく続いてほしい理由

2005-12-28 22:48:34 | PC
 平成17年はまもなく終わり、もうすぐ平成18年が始まろうとしています。
 大正は15年で終わってしまいましたが、平成はすでにそれを超え、まだしばらく続いて行くことでしょう。

 というよりも、続いてもらわないと困ります。
 なぜかと言いますと、私の管理している資料やソフトウェアが”組み込み”で平成を使っている部分が結構あるからです。

 もちろん直せばいい、といえばそれまでですけど、面倒だから嫌です・・・とも言ってられませんが。
 もっとひどい話だと、日常的にWindowsUpdateができない社内LANのような環境ですと、内部的に年号を生成しているソフトウェアの場合はいつまでたっても新年号に対応できません。

 他にも、書類やカレンダーが在庫分まるまる不良在庫になったり、和暦で表示してある交換期限等がわかりにくくなったりと、いろいろと弊害が出てきます。
 もちろん、新たな需要の喚起・・・要するに新紙幣の発行の様な効果も見込めるわけですけども、流通から静かに切り替わっていく紙幣と違い、ある日を境に一気に切り替わってしまうという、ある意味劇的な変化です。

 昭和から平成への変化は、今のようにPCがここまで普及していなかった時代ですから、変化するのは人の意識と印刷物だった訳ですよ。それにPCが加わるとなると、変更すべき項目が一気に跳ね上がります。
 たとえば、Office文書のような、エンドユーザーが直接さわれる書類だけを扱っているならば、話はそんなに難しくありません。使う段になったら、その都度変更していけばいいだけ。むしろ印刷物よりも楽な話です。

 ところが、それが何らかの管理ソフトウェアやOSそのものといった、”エンドユーザーにはブラックボックス”となっているものの場合は話がかなり違ってきます。
 もちろん市販のソフトウェアなら、無料でパッチが出回るか、バージョンアップ版を購入すれば済むことでしょう。
 ですが、オーダーメイドのソフトウェアだとそうはいきません。良心的なソフトハウスならばパッチを作ってくれるかもしれませんが、一般的なところならば、やはり対価を請求されるのが普通でしょう。これは結構な痛手となる可能性があります。

 また、市販ソフトとそうでない物の両方に言えることですけど、

「動いているコードには触らない」

という格言?があるんです。要するに、いらん事して寝ているバグを起こすことになりかねない・・・若しくはバグを新たにくっつけてしまうことにもなりかねません。
 これは人間がやっている処理では、まあよっぽど起こらないことですし、起きたとしても一回やれば直ります。ソフトウェアはそうはいきませんから。

 つまるところ、年号が代われば、ソフトウェアに手を加えなければならないかもしれない。そのときにバグを作ってしまうかもしれない。で、バグが出たら、経済的な損失がさらに増えてしまう・・・と言う訳です。

 かくいう私も、「年号が代わったら絶対に手を入れなければいけないソフト」を本日ロールアップしたばかり・・・できれば後10年以上続いてくれないでしょうか、平成。
 天皇陛下には是非長生きをしていただきたいものです。

サンタクロースは見つかりました?

2005-12-27 00:07:19 | Weblog
 クリスマスも無事終わり、今年も残すところ片手のみとなりました。まあ、私にとっては相変わらず「鳥を食べる日」であり、浮かれた気分なんぞさらさらありませんでしたが。せめて「動物の森」でなんかイベントがあればなあ・・・

 それはさておき。
 クリスマスと言えば、サンタクロース。元が聖クラウスとか北欧ではオーディーンがサンタクロース役だとか、どうでもいい情報はまあ置いておいて。
 さらにどうでも良い情報なんですけど、ノーラッドが毎年クリスマスには、本気でサンタクロースを追跡しているらしいすね。

 NORAD サンタクロース情報ページ

 元は、
「お店の広告に「サンタへのホットライン」を載せたはずが、番号を間違えて、CONAD(NORADの前身)長官の番号を載せてしまい、子供たちが長官に電話を掛けてしまいました。事態を察した長官は子供たちに優しく受け答えをしました。」
という心温まるお話から始まっているようです。私は間違った広告を載せてしまったお店の処遇が気になってなりません。

 リンク先には日本語のページも用意してあり、サンタにまつわる様々な話が紹介されています。是非ご覧ください。いかにも機械翻訳そのまんまっぽい日本語ばっかりで、ある意味笑えます。

 いやあ、アメリカ人(カナダ人も)はジョークが好き、というかこういうところはおおらかですね。この辺は日本人も見習うべきなんじゃないでしょうかね。

一秒間長い年

2005-12-25 18:14:14 | Life
 私たちが使っている時間というのは、本来は地球の自転と季節の営みから生まれたものです。たまたまその周期が”ほぼ”一定だったので、機械を使って一定の時を刻むものを、ずっと昔から作ってきたわけです。
 そのなかでも、一番正確な時計は原始時計だと言われておりますが、元々も定義からすれば、「日時計が一番正確」なのが正解なんですよね。
 もっとも、正確だからと言って、日時計に従って生活なんてのはちょっとごめんですけどね。何てったって、夜や曇りの日は使い物になりませんからね。

 さて、先にも言ったように、時間は普遍的に流れているのではなく・・・いや、正しいけどこの場合はちょっと表現が違いますね。時間は時計が刻むものが絶対なのではなく、本来は地球の自転から生まれたもの・・・という事実を確認できる発表がなされました。

2006年1月1日は1秒遅れに

[ワシントン 24日 ロイター] 地球の回転によって生じた時間のずれを調整するため、科学者が2006年の開始を1秒遅らせることになった。
 米国立標準技術研究所が、協定世界時で午前零時になった瞬間に、世界中の原子時計に1秒足すと発表したもの。
 23時59分59秒と00時00分00秒の間に、23時59分60秒を挟むとしている。
 この結果、今年最後の1分間は61秒となる。
 「うるう秒」が採用されるのは7年ぶり。


 23時59分60秒!60進数を無視した特異な時刻表示ですけど・・・あー今年のカウントダウンイベントってどんなことになるんでしょうか・・・7年前にも同じような事があったらしいんですけど、そのときはどうだったのかさっぱり思い出せませんが。

 ああー、そういえば去年は10時頃には寝てしまいましたね。今年は行く年来る年くらいは見ておきますかねえ。 

ニセ大統領、大統領に電話・・・大問題に

2005-12-24 20:43:08 | Thinkings
 有名人の声まねを使ってのいたずらという企画は、テレビでは結構使い古されている手法で、たとえば松村邦洋のビートたけしの声まねなどがありますね。

 もちろんそれだけでも、やられた方にしてみれば大迷惑なんですけど、後になれば笑い話で済む程度の問題です。しかし、それが簡単には収集がつかないような大問題に発展するようないたずらだったとしたら・・・そうそうそんなことは無いはずなんですけど、スペインではそれが起こってしまったようなんですよね。

 次期大統領に偽電話 ラジオ番組、外交問題に (共同通信)

 【パリ24日共同】キューバやベネズエラとともに左翼枢軸を築こう-。スペインのカトリック教系ラジオの番組で、スペインのサパテロ首相に成り済ました出演者が、ボリビア大統領選に当選した左翼、社会主義運動のモラレス氏に電話。スペイン、ボリビア両政府が激怒、カトリックの総本山、バチカンを巻き込んだ外交問題にまで発展した。

 19日のモラレス氏と“偽サパテロ”との電話で、モラレス氏が「多くの祝電をいただいた」と話すと、偽サパテロは「私は就任から2年(近く)になるが(左派サパテロ政権に批判的なブッシュ米大統領からは)まだ電話をもらったことがない」と迫真の演技。

 この「悪ふざけ」で22日、スペイン政府がバチカンの外交使節を呼び付けて抗議。23日にラジオ局が謝罪し、関係者の怒りは何とか収まった。


 とりあえず全文コピーしましたけど・・・すげえですね、このラジオ番組。よくこんな企画・・・そりゃ思いつくかもしれませんけど、やっちゃったところが常軌を逸していますね。
 誰が一国の首相を「いきなり生電話」で騙そうとしますか!

 この騒動のおもしろいところが、まず悪ふざけをやったのがカトリック系の番組だと言うことで、スペイン当局が番組関係者ではなく、バチカンの外交使節を呼び出したこと。そして、両国共に公用語がスペイン語だったことですね。

 前者によって図らずも3国を巻き込む大外交問題になってしまった訳で。後者に関しては・・・そうでもなけりゃ通訳を使わなきゃならないので、ネタ自体思いつきませんな。
 それにしても、話した内容が「一緒に左翼枢軸を築こう」なんて危ないネタだなんて!・・・などと思って調べてみたら、今のスペインの首相も社会主義派なんですね。だからこそ成立したネタなんでしょうけど、いろんな意味で冷や冷やするような内容です。ジョークにしてはいささか過激ですよね。

 いたずらも、仕掛ける相手と内容をよく考えて。出ないと手痛いしっぺ返しを食らいますからね!今回みたいなのは流石にそうはないと思いますけど。

デジタルHDDレコーダ購入は待ったほうがいい?コピーワンスについて

2005-12-23 15:04:45 | Technology
 この年末、ボーナスから年末商戦に掛けて、各社から地デジ対応のHDDレコーダーが発売されています。
 地デジチューナーが搭載されているため、各社ともお値段は10万円を超えるものが多いようで、地アナのみのチューナーとの価格差は結構なものになっています。

 かくいう私も、実はHDDレコーダーを買おうかと思っていたんですけど、実は地デジレコーダーは「大変に不便」という事と、「あんまりTV見ないし」という理由から購入を取りやめて、結局プログレッシブ出力ができる新しいPS2を買って終了しました。

 私の事はまあどうでも良いんですけど、地デジ対応のHDDレコーダーを買うつもりならばもうしばらく待った方が良いと思います。何故かと言いますと、機器メーカーと放送局、著作権者側が「コピーワンス」について、まだ折衝を行っている最中であるからです。

 現在のHDDレコーダーにおいて、一番の問題とされている「コピーワンス」ですが、利用者にしてみれば利便性を著しく損なう「おじゃまなルール」。と言いますのは、このコピーワンスと言うルールが、その名前の通り「一度しかコピーを許さない」ものであるからです。
 この一度のコピーというのは、「録画したものからのコピー」ではなく、「放送からのコピー」であるところに利便性を大きく落としている理由となるのですが、具体的にどういうものかと言いますと、DVDにバックアップを取るとHDDにあったデータは消えてしまうのです。これをHDDからDVDへの「ムーブ」と言っています。コピーではなく「移動」ですね。
 つまり、視聴した際に保存したデータは、同時に1つしか存在できないと言うこと。さらに、保存するメディアについても「CPRM対応」のものしか使用できません。
 さらに悪いことに、DVDに焼き付ける途中に失敗した場合、元のHDDのコピー元まで削除されてしまうのです。これは結構深刻です。安物のメディアを使うな、という事なんでしょうけど、そんなことまで制限されたくないものです。

 これらは、「撮ってみたら消す」人や「TVでしか見ない」人ならそこまで問題ないかもしれません。しかし、メモリーカード媒体にコピーし、モバイルで楽しみたい時は、「メモカかDVDか」の選択を迫られますし、「途中までメモカで見たので、続きはHDDで」という使い方もできません。

 「何もここまで」と思っているのは私だけでは無いようで、機器メーカーで作るJEITA側から規制緩和案が提案されています。

地デジの「コピーワンス見直し」でメーカー/放送事業者が対立
-JEITAは出力制限で家庭内の無制限ダビングを提案


 著作権法では、個人で楽しむ範囲に限ってはコンテンツのコピーが認められています。ならば、現在の「ムーブ」ではなく、家庭内に限っての「コピー」を認められないか?というのがJEITAの提案です。
 この提案のミソは、

全ての送出信号に暗号化処理を施して、EPN対応の機器でのみ再生可能となるというもの。

つまり、PCにデータとして取り込んでも再生ができないので、現在の用にインターネットやP2Pネットワークを通じて、録画したコンテンツを流出させることができなくなる→違法コピーの広がりを防ぐことができると言うもの。
 この方式ならば、たとえコピーに失敗しても元のデータは残っていますのでやり直しがききますし、バックアップと通常視聴用といったものを作ることも可能です。

 ですが、この提案に放送事業者側は渋っているようです。
 なんでも、

「何枚も作れるので、ネットオークションで流したりするかもしれない」

と言うことらしいです。とことんユーザーを信用していませんね。もちろん、やる奴はいるでしょうけどね。

 ただ、放送事業者側もこのままで良いとは思っていないらしく、このような歩み寄り案を提案しています。

現行の運用規定でバックアップも含めて2つのコピーをHDD内に持つことができることに注目。この領域を活かして、HDDのオリジナルのほかDVDやメモリーカードにムーブするためのバックアップを用意し、DVDやメモリーカードなど異なる種類のムーブが2回行なえるようになる。また、機器やメディアの不良などでムーブに失敗した場合も、もう一度オリジナルからのムーブが可能となる。

 ちょいと長い引用ですけど、要するに「2回まで」ということ。緩和と言えば緩和でしょうけど、いかにもタイト。つまり、「一回だけなら焼き失敗してもOK」と言っているに過ぎず、利便性の向上にはほど遠い内容です。

 機器メーカーは機械を売りたいけれど、放送事業者はコンテンツをとにかく守りたい。これじゃあ話し合いはいつまで経っても平行線。ユーザーとしてはまだ柔軟な機器メーカーを応援したいですけど・・・現状ではどう転んでも、アナログ録画の自由度にはかなわない状態です。
 私が思うには、メーカー側の提示している条件で十分だと思うんですけどね。ネットワークでの拡散さえ防げるならば、相当数の違法データがシャットアウトできると思うのですよ。カジュアルコピーでは物理的なものを扱う以上は、どうがんばっても限界があると思いますしね。

 何にせよ、こんな不便な状況のままでは、まだ手を出すのは時期尚早というもの。しばらく落ち着くのを待って、じっくり機器を選ぶのが賢いと思います。あくまで私の意見ですけども。



 ところで、これらの記事から・・・というか同行から見えることは、機器メーカーも放送事業者も、「PCをちっとも信用していないと言うこと」。PCに地デジチューナーがついている機種が劇的に少ないのはこの理由が大きいところ。

 ・・・それは正しい判断だと思いますけどね。

テーブルにおいしいポットを

2005-12-22 23:24:15 | Life
 仕事中に何とも口寂しいときってありますよね。あと、どうしようもなく眠たくなるときとか。

 そんなときに、ポットやジャム瓶の様な容器・・・以下壺に入った、据え置きのガムがあるとうれしいですね。特に、私はたばこを吸いませんので、ちょっとした息抜きにも最適です。

 去年の中頃から、私の職場では誰かしらがガムの壺を机においていました。暗黙の了解として、「求める者拒むべからず」簡単にいやあ、たかがガムごときでケチケチすんなってことで、結構な頻度でガムが減っていきます。だいたい1週間持ちません・・・が、まあパチンコとかで一瞬で無くなるよりも、だいぶんマシですな。

 さて、最近コンビニに寄りつかなかったんで知らなかったんですけど、壺ってガムだけじゃなかったんですね。
 最近ではチョコレートもあるんですね。GABAと言うチョコレートなんですけど、これは流石に職場には持って行きませんのでおうちで細々と食べています。

 私は最初ビターを買っていったんですけど、これがなかなかおいしいのです。ミルクの方も試してみましたが、私は断然ビターが好きですな。

 このチョコレートも、ガムと一緒で「ちょっと一息」や、「何となく口寂しいとき」に最適なおやつ、と言うかリラクゼーションアイテムですね。
 とりあえず口になにか放り込むことで、これが結構落ち着くものです。ちょっと気分を切り替えたいとき、集中するきっかけに、机の上にあると何かと便利ですよ。

 ただ、食べ過ぎにはご注意を。

セキュリティは「自己顕示」から「カネ」へ

2005-12-21 21:58:41 | Crime
 コンピュータウイルス作者、と聞いたときに思い浮かべるのは、自己顕示欲と好奇心にあふれた根暗な若者の姿・・・少なくとも、数年前まではそのイメージは間違いとは言えなかったはず。彼らに必要だったのはカネではなく、負の名声と他のウイルス開発者との勢力競争であったのでしょう。

 しかし、現在は状況が変わってきてしまったようです。

「金、金、金」だった2005年のセキュリティ界 ITmedia

 2005年のコンピュータセキュリティ業界を駆り立てた力があるとしたら、それは金だ。至って単純だ。10代のハッカーがWebサイトを書き換えたり、迷惑なワームを作って腕を競った時代は終わった。2005年は金のために悪事を働き、しばしば隠密型の技術を使うもっとたちの悪いハッカーが現れた。米連邦法のモデルになるであろうカリフォルニア州のセキュリティ侵害開示法のおかげで、セキュリティ問題の金銭的コストが明確になった年でもあった。

 参照元の記事は、「2005年のセキュリティー関連ニュース早わかり」と言った趣ですけども、話題の多くはカネがらみです。

 相変わらず無茶苦茶な数のスパムメールがメールボックスに届く中で、もっと直接的で悪質なウイルス犯罪も起きています。

ハッカーはウイルス対策ソフトを回避し、PCを乗っ取るためのワームやウイルスの無数の亜種を作り出した。感染したPCを集めた軍隊(「ボットネット」と呼ばれる)は拡大し、詐欺サイトをホスティングしたり、ゆすりの一環として高度なサービス拒否(DoS)攻撃を仕掛けるのに利用された。

 ある程度の企業において、自社サーバーの継続的なダウンは、業績への深刻なダメージをもたらします。いわば、サーバーに対してのDoS攻撃は、まるっきりサーバーを人質に取られるのと同じ事なのです。
 また、ボットネットはスパムの発信元としても使われており、ボットネットをレンタルするという、とんでもないビジネスまで現れているようです。

 技術が一定水準まで進歩した場合、その技術が想定外の悪事に使われるのは、ある意味必然です。PC、インターネットの場合もそのツテを踏んだわけですけど、「社会基盤と呼べるまで浸透したこと」が、大きなアダとなったようですね。

 元々性善説から発祥したインターネットですが、セキュリティ関連商品が続々と発売されている現在の姿には、当時の理念など見る影もありません。法整備の遅さもそうですが、「インターネット犯罪が割に合ってしまう」現状というのが一番の問題。
 「新しい技術だからしょうがない」ではなく、「新しい技術だからこそ」利用者のよりいっそうの意識改革により、「ネット犯罪は割に合わない」という風潮が起きれば良いのですが。

 政府もそっちにお金使っても良いんじゃないでしょうか。道路とかじゃなくってさ。