大晦日を迎え、今年も最後の更新となります。ほぼ日刊でやってきましたけれど、年間で25日間の抜けがあったようです。だいたい二週に一回休みがあった計算になりますけれど・・・来年もそれくらいは多めに見てもらう方向で行きたいです。
さて、この時期に心を焦らせるものと言えば、やはり年賀状。強制ではないといえ、書いていないと何となく罪悪感めいたものがゆらゆら漂ってきまして、なんとも居心地の悪いものでございます。
その年賀状ですが、私は大晦日になってようやく手をつけました。・・・といっても枚数も少ないですし、プリンタもありますし、データベースも残っていますからね。簡単です。絵柄についても、今年は郵便年賀.jpを最大限活用する方向で、よさげなデザインを選択できました。所要時間は・・・まあ短かったです。
そんなわけで初めて郵便年賀.jpをのぞいてみたわけですけれど、いやなんというか、至れり尽くせりですよね。
年賀状に関するトリビアとかちょっといい話、年賀状の販売なんて言うところはまあ普通なんですけれど、驚いたのは、年賀状作成とかデザインテンプレートの豊富なところ。大量の写真、イラスト素材や写真合成に加え、自分のアバター素材を作るツールなども提供されています。また、裏面のデザインから宛名印刷まですべてをこなせる年賀状デザインキットを無料で提供するなど、PCさえあれば年賀状作成がすべて完結してしまう様なサイトの作りになっています。郵便局だけで年賀状のすべてがまかなえてしまうと言う、まさに焦土作戦ですね・・・これを毎年コンスタントに、PRも含めてやられたら、年賀状関連の出版物やソフトウェアを扱っているところは結構な打撃を受けるのではないでしょうか。「郵便年賀.jpがあるから、別に買わなくても良いか!」って。少なくとも、私は来年もお世話になると思いますね。
民間に移ってからの郵便局は、なんというか商魂たくましいですね。元々自組織内で完結できる位の健全な運営をしていた郵便局ですが、近頃はことさら攻勢に打って出ているように思えてなりません。よりサービスが手厚くなるわけですからユーザーにとってはありがたいことですけれど、本業がおろそかにならない程度にがんばっていただきたいものです。
がんばると言えば、当然自分たちもですけどね。今年一年お疲れ様でした。来年がよい年でありますように。