CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

功名が辻 初めての浮気

2006-03-06 08:52:14 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ功名が辻
もう3月だから、結構な回数を放送してるんだなと
改めて思ったのでありますが、
今回は、前半後半でちょっとばらばらになった感があったものの
ステキな戦国武将の生き様でありました

殿隊の行軍については
あの体たらくで、一豊はどう考えても
邪魔だよなと思ってしまったのだが
それでも、家臣はともかく同僚まで手伝っての退陣は
結構よかった、というか、下層の苦しさが出てた気がします
もはやこれまで
という具合で、自刃を覚悟した様のあたりも
一豊迫真の演技で、すばらしいもの
また、ここで狸さんが出てくるあたりがいやらしいわねと
ちょっと思ったのでありますが、それはそれ
重要なエピソードでありました

エピソードといえば、お市の袋のねずみについても
ちゃんとさりげない説明をさせるのが
よくできてるなと改めて感心しました
おいらのようによくわかってなかった人には
優しいドラマだわと、冒頭の現代では~と説明する部分と並んで
判りやすくてよいものだとせつせつ感じた次第
今後も、わからない部分はさりげなく説明をつけて
もらいたいものであります

で、後半、噂のというか、方々で待望論が出ていた
小りんの登場、夜中に女が一人身でやってくるあたりからして
あやしすぎると思ったんだが、なんというかな
一豊郎等あわせて優しいなまったく

あのほのぼの具合が、下っ端なんだなぁと
陰謀渦巻く上のほうの人々と違って
面白いというか、ほっこりするものだと
のんきに見てしまいました

しかし、忠義者というか、それでも初日は
何もせずに過ごして、二日目は完全に誘われてという形で
仕方ないというか、男なら当たり前だよなという具合
さりげなくあの前に新一郎がいなくなってたところが
まぁ判りやすいというか、あんな若いのが一緒にいたら
それこそ、様々に具合が悪かったろうと
いらぬ下世話なことを考えてしまいました
今回については、一豊、俸禄はあがるし
いい女となんかいいことになってるしと
いいこと尽くめだったように思ったのだが
なかなかどうして、まさかの展開

女房に浮気を報告するあたり、確かに正直者でどうしたこうしたと
わからんでもないが、原作でも隠していて
隠しているのにばれつつあるみたいな、あのかわいらしいところを
むしろ前面に出してもらいたかった気がするんだが
これはこれ、来週は修羅場になるようで違う意味で楽しみです
いいですね、がんばって働いて昇給した拍子に
ちょっと火遊びしたら奥さんが激怒とか
サラリーマンにとってそりゃそうだという具合の
てんころりん具合に笑わせていただけそうです

しかし、ひょっとしたら千代のお百度最中に
しゃべってしまった罰というのが、この形で出たのかしらと
違う意味で無事ではなく戻ってきたのか
仏様も意地悪でござるなお話

しおらしいこと言ってた小りんが
報告のあたりで、六平太に床上手じゃなかったとか
さりげなく言うあたりが、ああ、いわゆるくノ一ぽくて
今後もふりまわしてくれたらいいなぁと
眺めていくところです

亭主どのの奮戦を、ほのぼの次回も見たいところです

柳生十兵衛七番勝負 忠義の剣

2006-03-04 08:36:53 | ドラマ映画テレビ感想
毎週レポートするつもりは無かったのですが
本日出勤日のため、もったり更新であります

そんな枕はさておき
ビデヲに録画してまで見た甲斐があったというもの
まさかぐっさんが出てくるとは思わなかったのですが
なかなか、浪人然とした態度というか、落ちぶれても
武士である姿がかっこよかったです

兄弟がお家の為にという、時代劇として
最高に面白い素材のひとつを扱っていたせいか
最後、釆女がとどめを刺すシーンは
なかなか感動したというか
十兵衛が、仕方なしにも誉めてつかわしたあたりが
すげぇ、もう、俺が見たい時代劇って
そういうのなんだよな、と一人手放しで喜んでしまいました

形式美めいたものがあるのかもしれません

と、そんな形式ばかりでもなく
人情溢れるとまでは言わずとも、それぞれの思惑とかが
ちゃんと物語り中で説明されていくところも面白くて
今回の事件の発端がどこにあるのか
それがだんだん説明されていく様子がわかりやすくてステキ

と、まぁ殺陣が面白い時代劇だと思ってたんだが
この2話くらいは、確かに殺陣がほどよい感じで出てくるけど
そこまで凄いこともないなとちょっと残念に思ったり
ただ、現在二回にわたる、すれ違いながらの横なぎ一閃は
なかなか斬られた感がたっぷりで満足です
やたら下段に構えたがる十兵衛と
斬り合う前の間合いの取り合いが長いところが
特徴的だわと、そこに見たこともないリアルという何かを
見出そうとする視聴者の私という具合で
チャンチャンバラバラ何度も打ち合うではなく
気を削り合う感じが緊張感あって楽しいのでありました

と、まぁ、そんなところですが
昨日の最重要ポイントは
ぐっさんが「大納言様のために鍛錬した剣」を
いともたやすく、同朋になるやもしれないあらぶれ浪人に
抜き放ったところでありましょうか
「おまえ台無しじゃん」と
思ったりもしましたが、あれによって
葛藤の何かが外れたということなのかもと考えたりしつつ
斬られた人が、かの有名な
福本清三氏だったので、もう、ああ、先生っ!と
思わず声をかけたくなるほど
見事なエビ反り斬られっぷりで、眼福でありましたと

そんな具合であります
福本先生の斬られざまは、本当にすばらしいなと
改めて感心した巻

ロマンティック・ヘヴン

2006-03-02 08:52:13 | 読書感想文とか読み物レビウー
というわけで、私も人生で三度目のハーレクイーン物であります

ロマンティック・ヘヴン(Heaven,Texas)
スーザン・エリザベス・フィリップス 作
数佐尚美 訳

で、ハーレクインとか言いましたが
実際は違っておりまして、ライムブックスという
また違うシリーズの模様でありますが
もう、私、そういうのはよいのでという具合で
早速中身のほうのレビウを

コテコテのラブものと言ったらよいのでしょうか、
冴えない女子が、最高にモテる男と恋に落ちてハッピーエンド
つまるところ、そんなお話なのですが、
とりあえず主人公のグレイシー・スノーという女子が

冴えない、ださい、モテたことがねぇ

という具合の女子で、キャリアウーマンというのは
少し足らないような感じ、でも、もう、仕事くらいしか
やることが無いのよ、そんな気概で仕事をするのでありますが
その仕事の内容が、アメフトの大スターを
映画に出演させるという役目で、その相手のため
七転八倒するというお話であります。

で、方やのアメフト大スターこと
ボビー・トム・デントンは、これまた
すばらしい笑顔で、どんな女性もいちころ、
しかもアメフトで相当な選手だったらしく、MVPの凄い奴を
何回も受賞した、アメリカで知らないものはいないほどの英雄
モテてモテて仕方なくて、脳みその栄養が全部胸の大きさに
まわっているような女が大好っきみたいな
アメリカンヒーローであります

でこのボビーを映画に出演させないといけないのだが
その映画の撮影地が、ボビーの故郷で
故郷はすたびれてきており、この機会に町おこしと
彼を利用しまくるのだが、彼は人がいいから断れないし
それが義務だとか思っててとかなんとか

まぁ、その愁いをひっそりと秘めているので
表は英雄なのに、本当は寂しくて仕方ないとかなんとか

あるかっ、そんな話っ!アホかっ!

と、思わず怒鳴ってしまった読者の私でありますが
そのコテコテをひたすらに続けていき、途中
ボビーの母親が、町の嫌われ物と恋仲になって
まぁ、町の嫌われ物は凄い工場の主で、彼の工場が
町から無くなってしまうと、町はつぶれてしまうとか
そういうことなので、ボビー母は工場移転させないように
説得に行くがしかし、嫌われ者に脅迫されたように
移転させない代わりに、俺の女になれ的な

あー、もう、いいや

とりあえず、そんなところ、そこも
面白いといえば面白いが、説明がいっぱいいるのでパス
本筋のグレイシーとボビーの話でありますが
ボビーは今までに見たことないほど野暮ったい彼女を
最初は面白そうと相手しているのだが、その
本来の魅力に気づいて、それを叶えてやるというか
磨いてやることで、大変身
冴えない女が、頭の切れるいい女になってしまいました

あるかっ!アホかっ!

もう、カンニングの怒鳴るほうみたいな反応ばっかりになりますが
こんだけコテコテだと清清しいもので、そのあと彼女と
どたばたを続けて、最終的にはハッピーエンドになるのであります

女性に対して主導権を握り続けた男が
握れない女に対して、あれこれ考えるのだが
実際は、英雄という虚像ばかりでそんなに大したものじゃない
でも熱いハートとステキなハートを持ち合わせた男で
それの本質に気づいたグレイシーはめでたく
結ばれましたとさ、めでたしめでたし

あるかっ!んな話っ

とまぁ、そんな具合であります
なんも考えず、ただただ、ラブロマンスを見ることに関しては
すばらしい小説でありました、エロシーンは控えめで
主目的はそれよりも、恋のロマンスでありましたので
なかなかどうして、ステキな作品であります

これで俺も乙女心を理解できるようになるだろうか
そんなことを考えてしまいましたが
さらっと読むにはよい小説でありました

Aマッチデー ボスニア・ヘルツェゴビナ代表vs日本代表

2006-03-01 08:55:05 | スポーツ
かなり面白い試合だったと思われるのですが
いかがなものだったんでしょうか
日本代表サッカーであります

テストマッチという位置付けなので
とても練習になったとか、そういう気分に
なったのでありますが、別に私が出てるわけじゃないけども
そんな、練習したなという満足感みたいなのを
感じ取った次第であります

前半は、拮抗とまでは言わなくても
敵攻撃をしのぎつつ、チャンスを作ってたように思われました
ここのところ、サントスか加地を使った
サイド攻撃がステキでしたが、今回は往年といったらいいのか
中盤の黄金なかたがたからのパスを多用する
ステキスタイルで、久保、高原ともにいい具合で
オフサイドになっていたのが印象的であります

やたら滅法オフサイドとられてましたが
あれはあれで、いいのかなぁと、三回くらいに1度成功すれば
ステキと、福西の飛び出しを見て思ったのであります
今後も是非多用してほしい
そして、中央に意識が寄った時にサイドへ
というか、加地を使ってください、加地を
あのフリーランニングはステキだとようやく
私にもわかるようになったもの

昔はセットプレーからしか点が取れないとか言われてましたが
今思えば、セットプレーから取れるならいいじゃないと
個人的に思うようにまで退化しているところ
そのセットプレーから、スシボンバーが炸裂
中村のCKもよかったし、高原もステキでありました

後半は、また逆から中村のクロスに中田が合わせるという
もう、なんだ、やっぱり海外組じゃないとだめなんじゃんと
思わされた気がするのでありますが
あれだけがんばってた巻とか出してやりてぇと
思っていたそれらを、全て吹き飛ばしたような
ステキな活躍ブリでありました、ステキ
やっぱり違うんだな、すげぇわ

と、まぁ、そんなことでありますが
サッカー素人なりにクロスにあわせて入れるという連携について
私、思い違いをしているのかもしれませんが
前半の高原の時、高原よりもさらにニアにいた
福西のすげぇジャンプ
あれにDFが何人か釣られていて、高原の
スペースが空いたように思われたのであります
また、後半の中田のそれも
中田の前に大黒か、柳沢か、なんか誰かいて
そっちがジャンプして、届かなかった後ろで決めている

あの、届かなかった二人というのは
偶然届かなかったのか、それとも、DFひきつけるために
わざと遠めで跳んでいたのか
そこがわからんのですが、あれをうまいこと使えると
日本も高さがどうしたとか関係無く
クロスから得点できるのじゃないかしらと思ったりするのです

あの攻撃と、宮本のニアであわせた
ステキなアウトサイドを複合すると
机上というか、私の頭の中では、
ニアに走る奴がいる→ニアであわせるつもりだ→
DFひきつけられる→だがボールはその後ろに→
スペースができてる→ゴール
とならんだろうかと思うのであります
当然逆も考えたりできれば、もう
ステキすぎるわと、今回のを見て思ったのでありますが

まぁ、肝心なのはクロスをあげられることと
サイドから崩すことになるのかしらと思うのです
後半、いや、前半からそうですが、左サイドから
どんどん突破してすばらしいクロス、そして早い攻撃を見せた
ボスニアのスタイルは、すごいなぁと感心
あれを日本もやって欲しいなと思ったのでした
サイドで崩すとか、DFが崩壊するとか
本当に、そういうのが手にとるようにわかるのが
面白いなぁと思ったとさ

昔は、もう誰が何してるかわかんないけど
とりあえず守った、とかそういうのがステキだったんだが
それは崩されているということなので
よくないのねと、少しずつサッカーを見る目を
養いたいところであります

しかし、敵サポーターの応援が久しぶりに
アウェーという感じで面白かったです
あの爆音とか、カメラ揺れるくらいだから相当だろうなと思いつつ
あの音によって、審判に空気読めみたいなことを
暗にして伝えているんだろうかと考えてしまいました

Jリーグも開幕するし、サッカーが面白い日々が始まりますね