CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

芋焼酎三昧紀

2006-03-09 08:52:09 | 食べ物飲み物
友人であり、重度の焼酎ドランカー(注:酔っ払い)でもある
けんさんにつれられて、先日、焼酎を飲みにいってきました
その時に飲んだ焼酎の感想でもここに

いっぱい目「山猫」
「百年の孤独」を作っている酒造の芋焼酎
実家で飼ってたネコが急逝したので、その弔いに名前だけで選んだので
ありますが、寒かったのでお湯割で飲みました
どうってこたぁない焼酎で、お湯割にしたせいか
思った以上にアルコール臭がきつくなり、あまり
お湯割にはあわないなという印象
それでも、するする飲めるので癖も無いので飲みやすい
多分、焼酎好きには好まれないのではなかろうか

というわけで、ただ私の目の前にボトルがあったので
頼んでみただけで、今思えば
ヘビードランカー(注:酔っ払い)のけんさんおすすめを
飲んでおくべきだったとか思うのだが、次

にはい目「宝山芋麹全量」
多分これだと思う
途中で泥酔というか、眠りに落ちていたせいで
全然銘柄に自信がないのだが、ともかく
宝山シリーズの聞きなれない芋だった
けんさんお奨めの一杯で、ロックでおいしくいただいたのでありますが

口の中に落とし込むと、ざらめを溶かした水のような
形ある細かい砂状の何かが舌の上を滑ってくような感触があった
ざらめと表現しましたが、別に甘いわけではなく、そんな
ドロリではない、ざらりとかさらりという具合の飲みごこち
ちなみに粒状のものは当然入ってないし、炭酸でもない
俺の舌がおかしいだけなんだろうが気にしないで
覚えてない中で鮮明に、それと、そのあと登ってくる
独特の香りだけは覚えているのであります
芋臭いといったらよいのか、飲んだ後に鼻とのどの間あたりに
とっぷりとたまるフレーバーが嫌味でもなく
また異臭でもなく、沈殿するような具合でありました

けんさん曰く、芋の香りの良さが抜群なんですよ
などと言っていたのだが、なるほど確かにそうなんだろう
既に脳が酩酊状態に陥っていたわたくしには
けんさんの細い目が、さらに細くなっていたことしか
わからなかったのだけども、渾身の一滴でありました

ロックで飲んだので、当然アルコール臭が登ることもなかったのですが
意外と強かったのか、よくわからんけども
一緒に食べた鳥料理とほどよくあってよかったのです

さんばい目「宝山白豊」
で、今度はあっさり系という具合で、またまた、
けんさんお奨めの西酒造の名品
どうやら宝山三姉妹(俺命名)というのがあるらしく
それのひとつに数えられるのだそうで
他の芋臭が強いものに比べると、格段にそれが洗練されて
すっきりと飲みやすく、まさに「白い」という印象
と、けんさんが言っていた(受け売りかよ)

これもロックで頂いたのでありますが、
確かに言われるとおり、白い印象で、
芋臭さが極端に少なく、ロックだからというではなく
冷たいという印象があった
良く冷えたとろみのある水という具合で
口に含んで熱を帯びると、ようやく微かな香りを放つような
そんな感じ、でも、いつまでも冷たい液体(形而上)
アルコール特有の飲んだ後に、口全体に
ぼんやりとその名残が残るという現象が
一枚の冷たい膜みたくなって、嫌味なところが無かった
その味は残るがねっとりするようなのではなく
言葉ならすっきり、それが適当な印象

ただ、それだけに飲みやすく
これを飲んだ後、わたくし前後不覚に陥った
おかしい、いいちこやGREENあたりなら
一本あけても翌日までは平気なのに(一緒にするな)

そんな3杯を楽しんで参りました
焼酎は飲みつけないので、どこを誉めたらよいのか
全然わからんのでありますが、とりあえずそんなところ
次回は、宝山三姉妹の姉二人(注:俺基準)を
賞味させていただけるところにつれていってもらおうと
こんなところからプレッシャーかけておきます

芋焼酎は、翌日に残らないからステキ
そんな、お酒をのみつけない人の感想文でありました

間違いなどありましたら、ご指摘くださいまし