CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

【読書】100点のほめ方

2022-01-26 20:50:59 | 読書感想文とか読み物レビウー
100点のほめ方  著:原邦雄

ほめることについてのノウハウ本でした
こっ恥ずかしいといってしまっては、前に進めないんだろうが、
いささか、書かれているほめ方というのを他人にできるかというと
かなりハードルが高いなと思わされる、徹底的にほめる方法が書いてある本であった

正直、この実践については、やるべきときもあろうと思うんだが
付け焼刃でやってしまうと、ひどい目にあうというか
不信感しか抱かれないんじゃないかと
そういう危険性すら感じるほど、ほめ倒す方法だったんだが、
心無いのにほめてしまいそうになるというか、
ただのおべんちゃらと思われないように、ちゃんと伝えるということが
できれば、素敵な力なんだろうなと思う内容でありました

とりあえず、相手の好きなこと、続けていること、大切にしていることを聞いて
そこをほめていくきっかけにするという手段が書かれていて、
これはなるほどなというか、会話のとっかかりとして
そういうのもいいのかもなと思ったんだが、
そこで拾った情報に、いきなり乗っかるというか、すごいほめていくというのが
個人的には、それをされたら気持ち悪いと思ってしまうんだが、
そうならない、よい伝え方というのが、あるんだろうな
そこ書いてなかったから、それは、当たり前にやれると信じられているんだろうが
ハードルが高いと思ったのである

基本的には、先に書いたことをほめる、
そして具体的にほめていく、さらに、それが未来につながるようにほめると
まぁ、なるほどという方法が書かれているんだけども
嘘臭くなく、それをやる方法というのを
できれば、もうちょっと書いてほしかったかもと思うんだが、
多分、嘘臭くなるのはうそだからであって、
本当にそう思って、そういっていれば問題ないのだろうなと
ほめると、簡単に書いてあることの真意を見誤らないようにしないと
使えない方法だとつくづく考えたのでありました

他人をほめるためには、最終的には自分をほめるということで
訓練することができるという話で終わるんだが
それもなかなか大変というか、炭治郎的なことを言い聞かせられるだろうか、
いや、彼はこれを実践できていたということかとか
色々考えさせられるというか、書いてあることは間違ってない、
そういう人が好かれるようになるし、それが信頼というものになるというのは
覚えておきたいところだと思うのであった

そう、好かれるためにやるんじゃなくて
信頼されるためにやるんだが、その前提に好かれるもあるというのが
なかなか、難しいところだと
多分この本に書いてないことばかり考えてしまった読書であった


最新の画像もっと見る

コメントを投稿