CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

どうする家康  築山へ集え!

2023-06-25 21:03:45 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「どうする家康」
視聴完了しました
ねっちりと、丁寧に築山の陰謀を描いて、
また、その言っちゃなんだがハリボテといっても過言ではない、
砂糖でコーティングしたような甘言というか、夢幻の話に幻惑されてと
そんな感じだと思いつつ見ていたんだが、
まぁ、そういうところもあり、そうでないところもあり、
それこそが理想という、世の中のそれを茶化したようでもあり、本当でもありというのが
まぁ、なんというか、グロテスクではないが、ありあり描かれていて
ああ、もう
なんて思いを抱かされたのであります
まぁ、ドラマとしてはこういう感じが妥当だよななんて、
偉そうに見てしまうんだが、これもまたフリで、
もう一段くらいなんかあるんじゃないかと
疑心暗鬼になりつつ見ているのであります、楽しい楽しい

穴山が、ずいぶん抜けた描かれ方されすぎじゃないかなとか、
結局勝頼のそれは、あまりにも大局がないというか、離間の計としても
もうちょっと考えろよという感じで、若干というか、
だいぶドラマの都合優先すぎると感じてしまったんだが、
なんともはやである、
そのあたりの心変わりすらも、信長が仕掛けていた、
あるいは、アクロバティックに秀吉がとか、そこまでぶっとんできたらどうしようかしらと
ちょっと考えたりしているのであります

とはいえ、夢見がちパートというのは、今までにもあったけど
今回は、相当に念入りにやってきていて、
また、載ってきたのが、同じように夢見がちな氏真だったりとかが
なかなか皮肉がきいているというか、流れからすると自然なんだが
まぁ、弱いなというこのよくできた感じが素敵だと思ったのでありました
実際のところ、結構全員が甘い、
特に信長が、前回目を離すなとか危険視していた割に
今回だいぶ甘い処置というか、佐久間を嬲ったぐらいで、大したことない詰め方だったのが
信長なりに家康を信じているというか、どうにかさせてやりたいと思っているのかどうか
水野の件を出したりしつつも、あえて手を出さなかったのは
物凄く優しいのではないかなんて思ったりしたのである

まぁ、見方が、ここで描かれている瀬名が想定している男の世界の視線だなと
自覚もしているのだけど、そういう世の中で、そうではない手を打ったという話だと思うと
ドラマとして面白いと感じたのだが、
まぁ、なんというか、気の毒な結果しか思い浮かばない展開よなと思うのである