世界でいちばん虚無な場所 旅行に幻滅した人のためのガイドブック 著:ダミアン・ラッド
タイトル詐欺とまではいわないが、
ちょっとイメージと違う本だった
もともと虚無的なというか、ある種禍々しい名前の地域を
淡々と紹介しているツイッターだか、ブログだかがあって、
それに、さらにその土地のことをコラム的に追加して
本に仕立てたというものらしく
行き方まで記したガイドブック的になっているのは
日本版のそれだけなんだそうで、
そういう意味で、日本版の著名といえる感じなのかと思うのである
「虚無な場所」というのに、やたら興味をひかれたのだけども
ふたを開けてみれば、死とか無とか、そういったことを想起させる
世界中の地名紹介という感じなので
その歴史的事実とあわせて読むと
なるほどなと思わされるところで面白かった
廃墟紹介ともまた異なるのだけども、
それに近い状況になっている、そこまでのことや
その場所の今というのが興味深いところで
ちょっとしたオカルトめいた記述で盛り上げている
ある種のB級感が楽しいのでありました
途中、自身のと思われる旅行記みたいなのも挿し込まれているんだが
このあたり、ちょっと記述というか描写が独特で正直読みにくいことこのうえないんだが
先に書いた通り、オカルト本ぽいものだと思えば
こういう感じかなと読めると思ったのでありました
しかし、よく探してきたなと思うのだが
案外、世の中に「世界の果て」だとか、「どこでもない」だとか、
そういう地名を作っていたというのが
人類の面白さというか、お茶目さが見えるような
あるいは、その名前に想像力を刺激される方がどうかしているのか
興味深い内容でありました
紹介されていないそのほかの地名にも
かなり興味深いところもあって、面白いなと思うのであります
タイトル詐欺とまではいわないが、
ちょっとイメージと違う本だった
もともと虚無的なというか、ある種禍々しい名前の地域を
淡々と紹介しているツイッターだか、ブログだかがあって、
それに、さらにその土地のことをコラム的に追加して
本に仕立てたというものらしく
行き方まで記したガイドブック的になっているのは
日本版のそれだけなんだそうで、
そういう意味で、日本版の著名といえる感じなのかと思うのである
「虚無な場所」というのに、やたら興味をひかれたのだけども
ふたを開けてみれば、死とか無とか、そういったことを想起させる
世界中の地名紹介という感じなので
その歴史的事実とあわせて読むと
なるほどなと思わされるところで面白かった
廃墟紹介ともまた異なるのだけども、
それに近い状況になっている、そこまでのことや
その場所の今というのが興味深いところで
ちょっとしたオカルトめいた記述で盛り上げている
ある種のB級感が楽しいのでありました
途中、自身のと思われる旅行記みたいなのも挿し込まれているんだが
このあたり、ちょっと記述というか描写が独特で正直読みにくいことこのうえないんだが
先に書いた通り、オカルト本ぽいものだと思えば
こういう感じかなと読めると思ったのでありました
しかし、よく探してきたなと思うのだが
案外、世の中に「世界の果て」だとか、「どこでもない」だとか、
そういう地名を作っていたというのが
人類の面白さというか、お茶目さが見えるような
あるいは、その名前に想像力を刺激される方がどうかしているのか
興味深い内容でありました
紹介されていないそのほかの地名にも
かなり興味深いところもあって、面白いなと思うのであります