CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

台灣縦断旅行記 17 八卦山大佛風景區

2016-10-28 20:30:06 | 台灣縦断旅行記(2016)

大仏の後方にある本殿と呼ぶのか、
建物の中へと入っていきます

かなり大きな楼でありまして、
結局何階建てだったのかわからないんですけども、
大仏をコの字に囲うように建物が建っています
中央というか、ちょうど大仏の背後にあたる部分が、
様々な仏像なんかがいるお寺部分でありました


大仏が大きいのでなんだけども、
この内部の仏像も大きいのであります


かっこいい木魚

講堂が相当に広いというか、天井も高くて
見事なつくりでありました
こんだけ大きいのにほとんどというか、まったく人が見られなかったんだが
普段坊主はどこにいるんだろうかと、
僧侶的なものはいないのかと探してみるものの
出会うはずもなくといった具合であります
なんせ静かなのであります


こういった仏像が、いく先々というか、各階に山ほどおわす


青龍偃月刀
たぶん、関羽の持っていたそれのレプリカだと思われます
京都の清水寺にある、大きな錫杖と同じで、
ものすごい重さでありました、持ち上げられたらよいことがある的な
そういう縁起物だと思うのでありますけども、
当然一人なのでやってみるものの、動かすことすらままならなかった
あかん、腰をいわしてしまう


八卦山大仏と彰化の町並み

背後の楼のかなり上のほうから、大仏さんを眺め見る
この景色が非常にすばらしくて、しばらく見とれてしまったのでありました
いい感じで観光できていると満足なのであります
あれこれぐるぐる回るけども、人と出会うこともないため、
これという旅情的な物語もないのでありますが
左右の楼に移動して、部屋を見てまわっていると
こちらで、書道の展示会をやっていて人を発見、
いや、ただの見張りの人なので声をかけることもないんだけども
安心しつつ、せっかくだからとそれを見てまわる


金文
まさかのだよと、慄いてしまったのでありますが
このあたりは、流石に中華圏というか、漢字の国であるなと惚れ惚れ
特に台湾は繁体字なので、前々から字がかっこいいと思ってたんだが
書道も盛んなようで、古文字の探求も見受けられる


個人的に大好きな隷書

数あるフォントの中でもとりわけ大好きな隷書体であります
故宮はさておき、近所の書道教室の発表会みたいなのでも
隷書だけはついつい見てしまうというか、見たくなる
この魅力ある文字が大好きであります
また、この中に私に非常にゆかりの深い文字があったのもあいまって
ステキと思うのである、眼福眼福

と、まぁ、なんか仏教と書道という
非常に趣味的な体験に満足しつつ、珍しく観光が当たっていると
鼻息荒くここをあとにするのでありました
あれやこれやと語り、写真載せてきたのですが
ここでは1時間ほどの滞在でありまして、相当に駆け足というか
よくその時間で、上り下りしたなというほど歩き通したのですけども
満足して、下山するのであります


遠景より正面、左右の椰子がまたよい

これくらいの時間になって、ようやっとというか
ぱらぱらと参拝者が増えてきたので、好き勝手に見られたのは
ある意味幸運だったのかもしれないと思いつつ
次へと足を進めていくのであります