CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

立川談志

2011-11-23 22:06:26 | 雑感
立川談志が亡くなったそうであります

当然、声に出して「談志が死んだ」とつぶやいたわけでありますが、
大変残念で仕方ないところであります、
談春さんの本で、だいぶ具合悪そうなんだなぁと
なんとなし思っておりましたが、とうとう来るべきときがきたかと
そんな感想をもちつつ、ご冥福をお祈りするばかりであります

思い起こすと、数年前のNHKで知った人でありました
そのとき見たのは「芝浜」だったと思いましたが、
あまりのことに引き込まれたというか、もう
息をするのを忘れるほど見入って、
それが、談志の凄さだったのか、落語の面白さだったのか
それは未だにわかりゃしないのでありますが
ともあれ、落語というのに触れるきっかけとなった人でありました

惹かれるようにして、あれこれと本を読んで
過去ログにだらだら、愚にもつかない感想文をたれておりますが、
すっかり感化というか、この人すげぇんだなぁと
しみじみ感心したりして、いつか聞いてみてぇと思っていたら
気づくのが遅すぎたという感じであります

こうなってくると、いつも冗談で済ませていたことが
本当に冗談ではなくなるというのが、まぁ、
当たり前のことなんですが、いつか死ぬという事実に
なんか今回はものすごい気づかされたような
そんな気持ちになっておりまして、
いろいろ、誰かが生きているうちにしかできないことというのは、
優先してやるべきでないかなとか
えらい、まともなことを考えたりなんだったりしたのでありましたと
まさに日記をしるしておくのでありますところ

しかし、もう聞けないというのは
なかなかつらいものでありますね
もっとも、本当に凄かった頃というのは
ずいぶんと前に聞けなくなっていたという話も伺うにつれ
老いるというか、死ぬにいたるまでの終盤というのは
なんとも切ないものだなと思わされたのでありました