CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

台灣縦断旅行記 04 初日夜食に牛肉麺、二日目台北駅まで

2016-08-08 22:03:56 | 台灣縦断旅行記(2016)
大龍夜市を満喫して、満足であると思いながらも
腹ごなしにぶらぶら西門町を歩き回る
ついでに、小腹が減ったというほどでもないが、
食べられる機会は全部使っておこうと
西門町といえばの、牛肉麺を食べたのであります


満漢なるお店だと思います
西門町も北のはずれにありました


牛肉麺 99元
スープが赤いけども、清燉(チンドゥン)のほう
…写真見て凄く自信がなくなってきたのですが、

私「精緻(せいち)、せいち!」←字が違う
店員「唖?…清燉?」
私「是、是(しー、しー)」

などと、よくわからないやりとりをしたので、
間違いなく白いほうのはずであります
どっぷり煮込んだ牛肉がミソでありまして、
しっかりとした食べ応えながらも、
ほろほろと肉は解けるようでありました、旨い
満足げに食べて、すすっていたのでありますけども、
今回というか、いい加減気づいたところでは、
台灣の麺は、本当にコシがまったくないので、
どうもたくさん食べられない
好みの問題かなとも思うのでありますが、
夜市で、焼きそば食べた身分としては、もうちょっと、
こんなに小麦粉いらないという気分になってしまって
満喫というほどではなかったのであります
いや、それでも、さらっと食べきったんだけどもさ

流石にお腹一杯と、げっつりしたので、夜の西門町を
ぶりぶりと歩きとおして、まだまだ眠らない
不夜城の様相のなか、宿まで戻ったのであります


今回の宿、金国際ホテル
このいかがわし…いや、煌びやかな概観が見事な
ステキな宿でありました
内容は、いつもの通り、ビジネスホテルに毛が生えた、
むしろ抜けたくらいの内容ですが気にしません
シャワーのお湯の出が壊滅的に悪かった以外は
特に問題もなく過ごせたのでありました
テレビなんかをつけてみますれば、


蜷川様
台灣に昭和の香りを探す旅なんてしゃれ込んでいましたが、
想像してたのと違う昭和にめぐり合ったのでありました
アジアで大人気だそうですな
翌日に備え23時過ぎに就寝いたしました

そして、起床して7時、うす曇りのなか出発進行
目指すは台北駅というわけで、
新幹線に乗るため、えっちらおっちらと移動開始であります


綺麗になった北門
前回きたときには、後ろに高速道路が走ってたはずなのに
全部撤去されて、晴れ晴れとしておりました、
この行動力が立派だと、台北に拍手であります
北門という史跡を大切にするため、
景観を取り戻そうと工事をされたと聞いていましたが
こんなに綺麗になくなっているとは夢にも思わず
驚きの激写であります

ちなみに一年前の北門、わかりづらいけども
後ろに高架がかかっているのであります

ずらずらと歩きながら台北駅まで移動
新幹線まで時間があるから、どっかで朝飯を食べたかったんだが
土曜日の朝だからか、私の勘が悪いからか
ともかく店が見つからず、まぁ、台北駅にいけば
なんかあるだろうと嘗めてかかったわけであります


台北ステーション
立派な大ホールに到着し、まだ客足まばらな中、
あちこちぐるぐる回るけども、
それっぽい弁当屋とかが見つからない、
見つけても、モスバーガーとかそんなのばっかり、
いや、それはそれで買っておけばよかったんだが
見当たらないので、プラットホームにキオスク的なものが
あるだろうなどと、勝手に推察して進んでみる

ないぞ、いや、あるけど売ってないぞ
そんなわけで、朝飯を食べ損ねるという
最低の始まりになったのでありました
がっくりとうなだれつつも、ともかくは新幹線に乗ろうと
順番待ちをしつつ、プラットホームへと流れこんでいきます


台灣高速鉄道
700系の呼び名で正しいのかは知りませんが、
これが台灣新幹線、この朝に始まり、都合7回乗り降りしたのですが、
大興奮で乗り込んで、いよいよ台灣旅行本番スタートであります
向かうは、台南

台灣縦断旅行記 03 大龍夜市で、沙茶羊肉麺と猪血糕

2016-08-02 21:35:42 | 台灣縦断旅行記(2016)
士林の駅からMRTで移動して圓山で下車、
夜の孔子廟に近づくと見えてきました、大龍夜市


入り口はこんなですが、歩行者天国ではないから、

バイクが行き交って危ない、
きょろきょろしてると、本当に撥ねられる

これで台北夜市も主要なところは全部回れたんじゃないかと
個人的に大満足でありました
地元感が比較的強いと聞いていましたが、
羊肉の料理が美味しいと下調べしてきたので
早速その店に入ってみる


羊肉料理のお店、というか屋台
この裏手に座って食べるスペースがありますの


沙茶羊肉麺 80元
だいたい300円くらいだろうか、非常にリーズナブルであります
見た目がいかんせん悪いと思わなくもないですが、
台灣特有のコシのない麺にニラが入っておりました
ニンニクが結構利いていて、味はがつんと食べ応えあり
非常に美味しかったし、満足度が高かった

羊肉については、近所で調子こいて買ってきたときに
あまりの臭さにえらい目こいた記憶がありましたけども、
そこは流石に本場というか、日常的に食べられているだけあって
下処理がよいのか、味付けがよいのか、
どっちもかもやもと、見事に臭みがなくて非常に美味しい
ジューシーかつ、食べ応えのある肉だったのであります


箸袋を始末する装置
これをやってみたかったのだ、もう立派な台灣ウォーカーだ

腹ごしらえも終わったので、夜市の雰囲気を楽しもうと
ぶらぶら歩きを行う、この日金曜日の夜ということもあって
道行非常に多くの人がおりました
多分地元の人ばっかだったんだろうと思う
ところどころ、中国語というか台湾語を聞き取れて
俄然喜ばしい気分になったりして歩きまわったのであります


毎回のごとく、見かけるけども食べないドリアン

食べ物屋も多くて、色々目移りしながら
いかにも台灣の夜というのをじっくりと満喫
腹ごなしも済んだというところで、
せっかくだから食べ歩きをしようと猪血糕を買ってみます


猪血糕  35元
ツーシューガオという発音でいいのか、わからんのだが、
屋台ではこれしか売ってなかったので迷うこともなく購入
名前のとおり、豚の血をもち米と混ぜて固めた食べ物であります
まわりには、台灣人が大好きなピーナッツ粉が、
きな粉のごとくまぶしてありまして、さらに香菜が散らしてある
This is Taiwanという食べ物であります

これが驚いたことに甘い、お菓子というでもないけども
甘い食べ物なのかと、ちょうどデザートになったのであります
血が入ってるという話なんだが、そんな臭みみたいなのは
まったくわからず、というか本当に入ってるのか?
色づけしてあるだけじゃないかというほど、
ほの甘い、もちもちした食べ物でありました
しかも、凄いでかい、長さ30cmくらいあったので
結構なボリュームに大満足だったのでありました

店名の猪太郎というのが個人的にツボだったのですが
非常に満足して、夜市を後にしたのであります

台灣縦断旅行記 02 西門町から故宮博物院

2016-07-30 20:34:18 | 台灣縦断旅行記(2016)

謎の鉄人、今回の旅のいたるところで見た
台灣鉄道のマスコットなんだろうか

台北駅でバスを下車、今回は奮発して
3泊4日の旅程で、台南、高雄のほうに行こうと
意気込んでいたわけであります
しかし、宿は台北で取っておりまして、
なんか無駄じゃね?と感じなくもなかったのですが、
この無理な旅程を助けてくれるのが、
台灣高鉄こと、台灣新幹線
外国人向けに3日間乗り放題チケットが販売されていて
これがまた安い、台北高雄往復料金とほぼ一緒ということで
大変助かったのであります
毎回、MRT乗り放題とか使ってきたわけでありますが
今回は新幹線乗り放題で、あっちこっちへと
鼻息荒く過ごしたのであります


というわけで、チケット売り場
台北駅の窓口にて、予約証を見せてチケットと交換、
おっかなびっくりというか、言葉は大丈夫かと
不安で仕方なかったけども、予約証でおおよそ伝わったようで
パスポートを見せて、しばらく待ったら手に入りました


こいつがチケットであります、パンフレットみたいだが違うのだ
新幹線駅でこのチケットを見せるだけで
乗ることができるし、予約もばんばん取れてしまう
とりあえず、翌朝の台南まで予約を入れておき完了

続いて、宿のある西門町へと移動しようと思うのでありますが、
その前に、MRT乗るために、悠遊カードを買うため、
台北駅内をうろうろ
前に買ったときは、自販機みたいなので買えたんだが、
どうもそういう仕組みはなくなってしまったらしく、
これもまた専用窓口で購入という段取りになりました


悠遊カードの販売窓口
郵便局の待ち合わせみたいに、順番待ち証をもらって待つこと数分、
無事獲得できたのでありました、500元なり
悠遊カードについては、今回も大活躍で、
台中、台南でバスや台灣鉄道で使えてすげぇ便利、
一人一枚持っておくべきだなと感じるところでありました


毎回写真は撮るけど中に入ったことない、西門紅楼
ホテル行く途中にさらっと写真だけ撮って終わり
宿に到着して17時半くらい、松山あたりに繰り出そうかと
考えてもいたのでありますが、
久しぶりに故宮博物院へ行くことにする


わずか30分ほどで故宮に到着、MRTからバスを乗り継いで
もうすっかり慣れたもんであります
夜料金なので150元と割安で入場、
まぁ正直なところ、いい加減飽きたかしらねなんて
嘗めてたので、さらっと流して、帰りに夜市でも寄ろうかなと
つらつら見物

あっという間に2時間くらい経ってしまった

今回は、青磁の展示が充実しておりまして、
かの汝窯青磁が山盛り飾ってあって大興奮、
相変わらず勉強不足で、まさか汝窯の水仙盆が4つも5つもあるなんて
そんなの聞いてなかったよ…
呆気にとられてというか、もう、穴があくほど
じっくり見てきたのでありました
まぁ、数はあるけど、真の優品は最も有名なあれ一品だけのようですが、
それにしたって、見事なコレクション展示でありました
眼福このうえない

ちょうど、南院オープン時期でもあったためか、
玉の展示で、白菜と豚肉が居なくなっていましたが、
そのおかげもあってか、随分空いていて
非常に快適に見ることができたのでありました
めでたしめでたし

なんて思っていたのでありますが、すっかり遅くなってしまい、
結局20時30分頃に故宮を後にしたのであります

夜の故宮博物院
これから、前回の強行夜市めぐりで見逃していた大龍夜市へと向かうのである

台灣縦断旅行記 01 全部一人で台北まで

2016-07-26 20:44:28 | 台灣縦断旅行記(2016)
さて、6度目の台灣旅行を敢行しました
今回は、一人ツアーすらもやめて、
飛行機チケット+ホテル予約のみで、
全て自由プランでやってみたのであります
今までなんだったんだと思うくらい、これがまぁ、
随分安価で済んだというか、
その分、旅の予算に振り分けられたので
今後もこうしたいと考えるところであります
ツアーの一人用追加料金がいらないというのがステキすぎる


とりあえず関空から、トランスアジア航空で桃園空港へ

前回までの旅ですっかり慣れたもので、
トランスアジア航空なら機内食がつくと、
しかもビールが飲めるなんて行きから盛り上がっておりました



ビーフ オア チキン?
ここでまぁ、「ジーロー(鶏肉)」などと
気取って応えたりして、もう一人で盛り上がっていた
恥ずかしいこと極まりない旅立ちだったわけであります
当然、CAのお姉さんも「啊?(あ?)」とか、
日本人が縮み上がる例の発音で聞き返してきて
もう、何が楽しいのか自分でも見失っているけども
チキンと応えて、親子丼を食べたのであります
多分親子丼である、甘い卵とじだった

ビールはもちろん台灣ビールで、
相変わらずのほわっとした味に満足して
朝早起きしたこともあって就寝、気づいたら桃園に到着と
それを見越したわけでありました

到着して、興奮のあまり鼻血が出るというアクシデントに見舞われましたが、
怪しい病気を疑われることもなく、さくさくと税関を抜ける
チェックに関しても、WEBで事前登録していたおかげで
すげぇあっさり進めるし超便利
とりあえず兌換屋さんにいって換金を行う
Change my moneyなどと、誤用英語で会話して無事ゲット
行ったときはちょうどレートが改善傾向だったおかげで
10000円=2888台灣元に、手数料30元でありました
台灣の空港レートが簡単で安心と聞いたのでこれにも満足であります

一人旅の利点というか、当初もくろんでいたのは待ち時間カット、
ツアーだと待合バスのために、ほかツアー客を待つという時間が
凄い長くて勿体無いと常々思っていたので、これがなくなるだろうと
見越しておったわけです
すいすいと勝手知ったるといった具合で、桃園空港を歩き回る、
前もってバス乗り場は調べておいたのであっさり到着であります


バスチケット売り場
私「リーホー(你好)」
などと、覚えたての台灣発音で近づいてみると
小姐「Where do you want to go?」
私「I want to go to TaipeiStation.」
などと、あっさり英語で返されて、中学生教科書みたいな受け答えをする
たぶんこう発音したんだが、合ってるのか、want to って
自分で言うものなのか、どうなんだ
「我要出台北站」とか発音したら通じただろうかなどと考えるのだが、
台北だけで通じてしまう気がするなぁ

嘘英語だろうとなんだろうと関係ない
当然、台北駅という地名さえわかれば通じるので
無事チケット購入125元なり

台北駅行きであります、到台北站(ダオタイペイヅァン)
ここまで空港到着からわずか15分ほど、早い、素晴らしい
この調子で台北入りしたら、夕方相当遊べるなと
ほくそ笑んだのであります

が、


とんでもない混雑のバス停
まさかの長蛇
そりゃそうかとも思うわけなんでありますが、
このバスがかなりの頻度でやってきてくれるので
ここで結局30分待ったものの、まずまずのスピードで
台北市内へ向かうことができたのでありました

結局、乗り合いバス待つのとあんまり変わらなかったなと
思わなくもないですが、一人旅という気分が盛り上がり
何せ楽しいので、かまわないのでありました
台灣旅行の始まりであります