ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




今日は、本年度では最後のN工学院での授業がありました。

といっても、すでに2年生の授業はすべて終わっておりまして、午前中の1年生の授業のみでしたので、

月曜日恒例の廊下でご飯ではなく、お昼をゆっくり食べて、久しぶりに献血にでも行こうかな、

と思っていたのですが、

帰りにスタジオを覗くと、見知った先生が、見知った学生にピアノを教えているのが見えて、

「やあやあ、どうも」

と乱入してしまいました。

どちらにも大変ご迷惑かとは思いましたが、なんとはいっても、その先生が、アメリカに留学して学ばれた、ジャズピアノの専門の先生だということもあって、

僕も、専門的な事ではありましたが、伺いたいことがいくつもあったものですから、

これ幸いの機会とばかり、わりこんだ僕が質問しまくってしまいまして(学生は「いや、面白いので、続けてください(笑)」なんていってくれたので)、

どんどんお話が盛り上がってしまったりして、個人的に、すっごくためになる時間が過ごせました。

 

やっぱり、本などをいくら読んでも解決し無い事ってあるのですよね。

疑問は、分かっている人に訊くのが、一番近道で、一番、腑に落ちます。

もちろん、その前に、自分で「あれ?これは、どうしてだ?どうなってる?」と、考え、時には悩んだりしてこその解決の気持ちよさもあるので、

なんでも最初から訊くよりは、疑問を疑問として、しっかり自分の中で育ててから訊くのが、一番スッキリ度が高い気がいたします。

 

で、ここで帰ろうと思ったのですが、ふと、今度は別なスタジオで、補助員さんを囲んで、別なキーボードの学生(前にも書きました、僕の体験入学で入ってきてくれた女の子)と、彼女のバンドメンバーが、

なにやら・・・。

「何してるの?」とスタジオの扉を開けましたら、

「あ、来たー!」

と。

どうやら、ちょうど、「川村先生に訊こうか」と話をしていたところだったとか。

そこへ、もう帰っていていないはずの僕が、しゃしゃり出てきたものですから、飛んで火に入・・・じゃないですけどね(笑)、

ちょうどよかったようで、そうなれば、僕も楽しいものですから、

「どれどーれ、ちょっとキーボード貸してみて」

と、コートを脱いで、首を突っ込んでしまい・・・

 

結局、無いはずの午後の授業一杯分くらいまで、学校にいてしまいました。

 

 

・・・お昼抜きで(笑)。

 

帰りは「かーらーすー、なぜなくのー」が聞こえてくるような感じでしたよ。

 

 

でも、とっても楽しかったです。

「なるほど!」

と言ってもらえるのって、本当に嬉しいんですよね。

 

あと、今日はほかの学生からもたくさん聞けたのですが、

僕が色々と話をした後、

「よっしゃ!がんばろー!」

と笑顔になってくれたり、

「春休み、勉強しよう!」とか、「コード面白いっすね!もっと勉強したい!」

などと、前向きに取り組む気になってくれたりするのを、まさにその瞬間、目の前で見れると、

嬉しいを通り越して、本当に、こちらがわくわくしちゃうのですよ

 

来年度がまた、楽しみです。

二年目は、伸びますからねー。

 

 

びよーん

 

ではー。



コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )