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ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




緑ちゃん倶楽部のレッスンスタジオ「スペース緑」のオーナーでもあり、記念すべき第一回課外授業では、一緒にピンクフロイドや安全地帯さんの曲も演奏して頂いた、

尺八奏者の三塚幸彦さん、そして、奥様でもあります箏(こと)奏者の小野美穂子さん(安全地帯さんの「夢の都」の2012年バージョンのレコーディングにも参加されています)。

今日は、このお二人と、ギタリストの曽山 良一さんとの、結成25周年になるユニット「遠TONE音(とおね)」のコンサートにご招待頂き、お邪魔してまいりました。

 

場所は、エプタザール。そうなんです、スペース緑のあるマンションに併設されている、あの第一回課外授業を行ったコンサートホールだったのでした。

今日は、安全地帯・六土さんも、お忙しい中駆けつけて下さり、一緒に並んで、「遠TONE音」の演奏に、心をほぐされてまいりました。

 

なんとも心地よい音色、そして、素敵な演奏。三塚さんが尺八のプロフェッショナル中プロフェッショナルであることは、何度か書かせて頂いておりますが(この日など)、六土さんとも「ほんとうに凄いですねえ」と、聴き入ってしまいました。勿論、(小野)美穂子さんのお箏も、それはもう、感動的でしたし、曽山さんのシンセの音まででるギターの名サポートっぷりにも感心しきりでした。

とにかく、なんと言っても、音が心地よいのですよね。

尺八、箏、アコースティックギターという、全て「木」で出来た楽器。(三塚さん、美穂子さんは、別ユニットで「木星楽団」・・・名前の由来は「木製(の楽器を使った)楽団」というのものもやられております)

優しい音、自然な音、耳に優しい音。

これはもう、出来ることなら、マイクも何も無しで、いまどきの心地よい風がうっすらあるくらいの静かな部屋で、生の音だけで堪能してみたいですね(贅沢すぎね(笑))。

 

でも、楽器を弾く(尺八は、吹く)というのは、自分ではその生音を真っ先に聴ける、ということなのですよ。

ということは、楽器を弾くということは、結構に贅沢な楽しみなんだなあ、と改めて思ったりします。

 

ピアノだって同じです(ピアノも木で出来てますねー)。

 

考えてみたら、エレキギターだって、ベースだって(ウッドもエレキも)、それからドラムスだって、全部、木で出来てるではないですか。

おお、ならば、例えば安全地帯さんのコンサートだって、木の・・・

 

いやまて。

 

僕たちサポート陣が使っているのは、シンセだったりか・・・。

 

 

くぅ

 

いや、シンセだって、心地よい音色が出せます。

それを使って、心のある演奏ができます

 

でもね、でもね。

 

これは今日気付いたのですが、

やっぱり、無意識のうちに、僕も木の楽器に憧れ続けていたのです。

 

ほら、これも木で出来てるでしょー。

やっぱり、レスリーは、木じゃなくては、なのです。

 

あと、シンセだって、僕がステージで並べてる中で、一番好きな楽器は、ミニモーグです。

ほら、これは木製、なんですよ。

 

部分的ではありますが、やっぱり、違うんですよ。

特に、気持ちが。

あと、作った人(モーグ博士)だって、「楽器は木だろう」と思ったに違いない(と、今日思いました)。

 

それに、一番下のハモンド・オルガンだって、・・・この写真のは、簡単ハモンドではありますが、これも木です。

 

本物のC3とかなんて、木の塊ですよ。

 

綺麗ねー。

(足鍵盤は使わないので・・・使えないので(笑)、里子に出されました)

 

まあ、僕はこれを、こんなにしちゃいましたが・・・。

 

あ、これはこれで、やっぱり綺麗ねー(笑)。

 

いつか、これと尺八とお箏なんかの音を混ぜたらどうなるのか、試してみたい気も・・・

や、やって頂けるかなー(笑)。

 

ではー。



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