バジルは、こちらに乗せ代えて頂きましたです。パスタ、大好き。
台風、凄いですねー。
僕も、ろうそくの買い置きちゃんと確認して、早めに雨戸をきっちり閉めて、お握り用意して、ガタガタとなるガラスの音に耳をそばだてながら、じんまりと夜を迎えます。
・・・って、昔、そんなだったです。非常事態宣言みたいな感じで、緊張感があって。でも・・・子供はまぁ、どこか他人事で、実は内心ちょっとワクワクしてたりしたのですけれどね。親や、家族や、家が守ってくれるという安心感があったからなんでしょうね。
もう雨風の強くなっている地域の方もいらっしゃいますよね。くれぐれもお気をつけて下さいね。
なんで、昨日の患者ロボの映像が、自動的にヒロシマの原爆についての映像にリンクされているのか、僕にはわかりません。不思議です。
でも、そんなことがあったので・・・
昨夜、録画してあって、「観よう、みよう」とずっと思っていた番組、NHKで夏に放送された「少女たちの日記帳~ヒロシマ昭和20年4月6日~8月6日」を観ました。
原爆に命を奪われた、当時中学一年生になったばかりの少女たちの約120日の日常を描いたドラマでした。彼女たちが当時書いていた日記を軸にお話は進みます。再現フィルムのような作りでしたが、時折、挟み込まれる、実際の日記帳の映像。
素朴な日常を綴った、その純朴な文面に、ギューッと胸が締め付けられて、どうしうようもなくやるせなくて。小さな小さな、可愛らしい恋物語も描かれていました。でも、それさえも、ぜんぶ丸ごと・・・「ああ、もうすぐあの爆弾が突然落ちてきて、この子たちの命は終わってしまうんだ・・・」と思うと、たまりませんでした。
そしていよいよ、何の前触れも無く、8月6日の朝がやってきます。青い空から、・・・あれが、音も無く落ちてきます。
こんなに泣いたの久しぶりだって位、泣いてしまいました。「夕凪の街、桜の国」を観た時以来かな。・・・もう、ほんと、声を出して泣いてしまいました。
今まで観なかったことを後悔しました。再放送、いつかあるだろうか。動画サイトなどでも見つからないけれど、これは、是非ぜひ、観ていただきたい番組でした。残念です。もっと早く見て、最初の再放送の前にお知らせすれば良かった。ごめんなさい。
そういえば、教えている学生くんの一人が、「・・・せんせー、実は僕、広島に興味があるんです。まだ行ったことは無いんですけど。「夕凪の街、桜の国」って本、知ってますか?映画にもなったんですけど。僕、あの話にすっごく心を打たれてしまって、題材に一曲作ったんです」って言って、「歌っていいすか?」って、ピアノを弾きながら、歌ってくれました。すこし切ない、でも、素敵な曲でした。
「僕も好きな映画だよ。本も買ったよ」と言うと、「マジですか!」と嬉しそうにしてくれました。なので、「広島、是非行っておいでね」と、僕の知っているほんの少しの、大半は聞きかじりの話ですが、をしてあげました。
受けついで、いかなきゃです、ほんと。
ではー。