フィリップ・シーモア・ホフマン、キャサリン・キーナー、クリストファー・ウォー
ケンらオスカー俳優の共演で、ベートーベンの隠れた名曲をテーマに繰り広
げられる物語です。
ダニエル、ロバート、レイチェル、ピーターの4人が結成している弦楽四重奏団
「フーガ」が、25周年を迎えた記念公演を行うことになり、リハーサルを始めよ
うとしています。
ところが、チェリストのピーターがパーキンソン病を患っていることが発覚。
ピーターは引退を申し出ますが、残されたメンバーは岐路に立たされ動揺。
そのことをきっかけに今まで抑えられていた憤りや嫉妬、ライバル意識、更に
それぞれの家庭の問題など、感情や葛藤が一度にあふれ出し、完璧なはず
のカルテットに不協和音が鳴り響くのでした・・・。
監督はこの作品が二本目というヤーロン・ジルバーマンで、いま流行の復活も
のの一種ですが、加えて浮気とか不倫とかの人間関係の複雑さも、演出は少
し堅いけどよく纏めていると思います。但し最後の演奏会の描き方はありえな
いと思いますが、皆さんは如何でしょうか?
音楽はデビッド・リンチ作品でおなじみのアンジェロ・バダラメンティが担当、俳
優たちも実に上手く楽器を扱っていて、演奏が自然に見えることがこの作品が
成功の一因でしょう。
クラッシック音楽ファンは、もっと完全に音楽を聞かせて欲しいという要望が強
いようですが、映画的なバランスを考えると、これ以上は無理だと思います。
色々と書きましたが私は好きな作品の一本です。
孫にやっと解放されてといいたいのですが
嫌がる孫を振り切って、、が正解
観ましたよ。けんさんと意見が一緒なのが嬉しい
お疲れさまです。
孫担当も大変ですね、お察しします。
私はあまりの暑さにヘバっています。