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中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

映画 「25年目の弦楽四重奏」

2013年08月09日 | 日記

   

     フィリップ・シーモア・ホフマン、キャサリン・キーナー、クリストファー・ウォー
     ケンらオスカー俳優の共演で、ベートーベンの隠れた名曲をテーマに繰り広
     げられる物語です。

     ダニエル、ロバート、レイチェル、ピーターの4人が結成している弦楽四重奏団
     「フーガ」が、25周年を迎えた記念公演を行うことになり、リハーサルを始めよ
     うとしています。

     ところが、チェリストのピーターがパーキンソン病を患っていることが発覚。
     ピーターは引退を申し出ますが、残されたメンバーは岐路に立たされ動揺。
     そのことをきっかけに今まで抑えられていた憤りや嫉妬、ライバル意識、更に
     それぞれの家庭の問題など、感情や葛藤が一度にあふれ出し、完璧なはず
     のカルテットに不協和音が鳴り響くのでした・・・。

     監督はこの作品が二本目というヤーロン・ジルバーマンで、いま流行の復活も
     のの一種ですが、加えて浮気とか不倫とかの人間関係の複雑さも、演出は少
     し堅いけどよく纏めていると思います。但し最後の演奏会の描き方はありえな
     いと思いますが、皆さんは如何でしょうか?

     音楽はデビッド・リンチ作品でおなじみのアンジェロ・バダラメンティが担当、俳
     優たちも実に上手く楽器を扱っていて、演奏が自然に見えることがこの作品が
     成功の一因でしょう。
     クラッシック音楽ファンは、もっと完全に音楽を聞かせて欲しいという要望が強
     いようですが、映画的なバランスを考えると、これ以上は無理だと思います。
     色々と書きましたが私は好きな作品の一本です。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
観ました (bunn)
2013-08-11 13:26:12
けんさん
孫にやっと解放されてといいたいのですが
嫌がる孫を振り切って、、が正解
観ましたよ。けんさんと意見が一緒なのが嬉しい
返信する
おはようございます。 (中島けん)
2013-08-12 09:14:26
bunnさん
  お疲れさまです。
  孫担当も大変ですね、お察しします。
  私はあまりの暑さにヘバっています。
返信する

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