↑ ミラノの象徴「ドゥオモ」(大聖堂)の前で私。
ミラノはイタリア経済の中枢を担う都市として、更に世界的なモードの発信
地としてその名を知られています。
人口は130万人で、元々はケルト人が開いた街ですが、商売を中心にどん
どん発展を遂げ、華やかなルネサンス文化が開花しました。
ミラノに滞在して市民に聞くと、なんでもローマよりミラノだよ!って必ず言
います。彼らなりのプライドがあるのでしょう。
先述のようにパリと並んで世界のファッションをリードしていて、3月と10月
にはミラノ・コレクションが開催されることが有名ですが、アルマーニ、ヴェ
ルサーチ、プラダなど有名ブランドはミラノが発祥地です。
まずご紹介したいのは「ドゥオモ」ですが、これは大聖堂のことです。
1813年から500年を費やして完成したもので、天に向かって突き刺すように
伸びる135本の尖塔と、天井を飾るステンドグラスは、ゴシックの粋と言えま
しょう。
私が行った日は晴天だったので屋上の尖塔部分に登りましたので写真でご
覧ください。
そこからあまり遠くないところにあるのが「サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ
教会」で、ここにはレオナルド・ダ・ヴィンチが描いた壁画「最後の晩餐」があ
りますので、これを見逃すと大変です。
あまり広い街ではないので、すぐに十字形のガラスの屋根をかけたアーケイ
ドが目に入ってきますが、これが商店街「ガッレリーア・ヴィットーリオ・エマヌ
エーレ2世」です。
統一イタリアの初代国王の名をとり、1865年から12年をかけて作られたもの
で、格調ある商店が並ぶだけではなく、全店の看板も黒地と決められていて
一種独特の高級な雰囲気があります。
一番最後の写真は「スカラ座」です。世界中にスカラ座の名称をもつ映画館・
劇場が沢山ありますが、ここが本家です。
1778年にオペラの殿堂として建設され、その外装は地味で落書きなどもあり
ますが、内部は豪華絢爛な2800席を持つ世界の舞台です。
↑↓ ドゥオモの屋上に登って撮りました。
↓ ここから6枚は、ドゥオモ(大聖堂)の内部です。
↑ 大聖堂広場です。
↑ サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会です。
↑ レオナルド・ダ・ヴィンチの壁画「最後の晩餐」
↑↓ この6枚はアーケイド商店街の中で。黒地の看板を見てください。
↑↓ミラノ 市内の風景です。
↑ スカラ座の前で私。
バチカン市国、ローマ、ミラノ、ナポリ、ベネチア、ベローナ、フィレンツェ、
チヴィタ・ヴァーニョレッジョなどなど、イタリアは魅力のポイントが沢山です。