
↑ 左から宮川和子、仁木多鶴子、真城千都世、弓恵子


↑ この二枚は、東京撮影所で私が撮ったものです。
宮川和子。この人の写真はいままで他の人の欄に度々出ています。でも彼女自
体がとてもユニークな存在だったので改めて取り上げたいと思います。
彼女は松竹音楽舞踊学校の出身で、大映に入ってから主演こそ無かったものの、
その明るい性格外観からして主演級を支える、無くてはならない存在だったと
思います。 同年輩の仁木多鶴子や弓恵子と三人組での集団主演作品も何本か
企画されました。
大映での出演はデビュー作「踊子」(1957)以降約70を数えますが、その外観から
して主演級を支える、無くてはならない存在だったと思います。
大映が倒産して、芸能界にとどまることも出来たのでしょうが、転身して赤坂で
クラブの経営をやっていたそうです。
でも、彼女のことで私が一番驚いたのは、ここにも数回登場している同じ大映に
いた高松英郎と結婚したことでした。高松ちゃんは亡くなりましたが、彼女は今年
で77歳の筈、お元気で過ごされていることを祈ります。


調べてみたら『薔薇大名』の女スリのお京さんを
やった人ですね。
ヒロインをやる人とは、また違った魅力がありますよね。
高松英郎さんの奥さんとは、びっくりしました。
けんさんの日記に書かれた人柄を思い浮かべつつ、
『薔薇大名』をもう一度、観たいと思います。
面白い子だったので、みなさんから可愛がられ、出演本数も
多かったと思います。
そして高松ちゃんとの結婚は、私にとってもびっくり仰天でした。