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中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

映画 「るろうに剣心 / 京都大火編」

2014年08月09日 | 日記

   

     累計5800万部を超えた、和月伸宏の人気コミックを実写映画化した2012年
     の「るろうに剣心」(2012)の続編で、原作のクライマックスにあたり、人気の
     高いエピソード「京都編」を描いた2部作の前編となります。

     かつては「人斬り抜刀斎」と恐れられた緋村剣心(佐藤健)は、明治維新とい
     う新時代の訪れとともに「不殺の誓い」を立て、薫(武井咲)が師範代を務め
     る道場に寄宿し穏やかな生活を送っていたのです。

     しかし、剣心の後継者として「影の人斬り役」を引き継いだ志々雄真実(藤原
     竜也)が、全身に大火傷を負わせた明治政府へ復讐の鬼と化し、日本を転
     覆させようと企てていると知った剣心は、逆羽刀を手にとり単身で志々雄の
     いる京都へ向かうのでした・・・。

     前作に引き続き監督・脚本は大河ドラマ「龍馬伝」のチーフ演出を手がけた
     大友啓史です。
     今回もロープアクション画面は多く、出来るだけCGに頼らず撮ろうとした努
     力は一応買いますが、前作よりも物語がいろいろ輻輳し過ぎていてつまらな
     いし、メリハリが足りないこと、奥行きも足りないし、何よりも理屈っぽくなって
     いるのが気になります。

     主演級俳優のほとんどは前作同様学芸会。前にも述べましたが、あまりにも
     多くの挿話を続編に持ち越す形になり、今作は139分と長尺ですが宙ぶらりん
     の中途半端作と言わざるを得ません。


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