知人の映画ジャーナリスト斉藤守彦氏が上梓された、「映画を知るための教科書」(洋泉社)
の贈呈を受けました。本の出版に際し針の穴程ですがご協力したということでお贈りいただ
いたものです。
拙著もそうですが、映画の本は数多く発行されています。しかし映画を商品として記述した
内容の歴史書がほとんどない上に、配給・興行にまで範囲を広げて記述されているので、と
ても貴重な資料でもあります。と言っても読み物としてとても面白いので一気に読ませていた
だきました。
私は大映宣伝部にいて、映画製作にも関わったし、作品の基本的な宣伝プランや惹句の作
成も全作品やりましたが、加えて配給・興行にも深く関わるポジションだったことも、この本へ
の興味が倍増したのでしょう。惜しむらくは1912~1979年ですから、この続きが更に興味深々
です。素敵なご本を送っていただき、心からお礼を申し上げます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます