「ゴーストライター」はロマン・ポランスキー監督2010年製作の最新作です。
第60回ベルリン国際映画祭にて銀熊賞(最優秀監督賞)を受賞しています。
どういう訳か福岡での公開が遅れ、やっと見ることが出来ました。
元イギリス首相の自叙伝を執筆するためにゴーストライターとして雇われた
男が、決して触れてはならないスキャンダルに引き寄せられて行くさまを描
いたもので、国の政治に関した事件というのにひねりが利き、スリル満点だ
し見応えがありました。
元英国首相(ピアース・プロスナン)の自叙伝を執筆していた前任者のゴース
トライターが、謎の死を遂げたことにより、後任に選ばれたゴースト(ユアン・
マクレガー)は、元首相が滞在中の米国東部の離島に出向きます。
折りしも元首相にはイスラム過激派拷問に関与した疑惑が報道されます。
引き継いだ前任者の原稿は凡庸で、彼は根本的に再調査を開始しますが、
元首相の妻(オリヴィア・ウィリアムス)と女性秘書(キム・キャトラル)も元首
相をめぐって微妙な関係のようだし、何もかにもがいわくありげ・・・。
そして離島には過激派拷問に関する取材メディアが大挙押寄せてきます・・・。
随所に暗示というか伏線が張ってあり、油断していると置いていかれるよう
な作品です。
78才になったポランスキー監督は、全盛期の勢いこそありませんが、それで
も最後の最後まで息をつかさずに見せてくれます。
俳優陣も役にはまって上手いし、音楽も素晴らしいし、映像もどんより曇っ
た鉛色の空のようなトーンで統一され、この作品の内容にマッチして効果
的でした。
私が見た回の館内は70席がほぼ満員でしたが、隣に座ったオバちゃま二人
はおしゃべりが多く、遂に私は二人に向ってシーと注意する始末。オバちゃま
の会話は「この映画よく判らん・・・」でした。
こんなに映画的で面白い作品なのに・・・と思いましたよ。
私的には絶対お薦めです。
わたしもこの映画面白かったです。ゴーストライターが動きだしてから、ハラハラでした。
ラスト近く、なぜ、ゴーストライターは無防備にルースにメモを渡したのでしょう。謎が解けて勇んでしまったのか、年上の寝た女だから大丈夫と自負があったのか・・・。その軽率な行為が謎ですが、これがなければ、ラストは描けなかったわけで、そのためなのでしょうね(笑)
素敵な映画でしたね。
今、ワイキキで、分厚いステーキ頬張ってます。
ゴーストライター、とっても楽しみにしてました。ほんと、公開が遅かったですよね!
ケンさんもオススメみたいなので、帰国したら、早く見たいなぁ~。
最後まで気が抜けない映画でしたね。
ラストの処理については賛否両論あるようですよ。
いずれにしても、最近は雑な映画が増えている中で、
「ゴーストライター」は断然光っていますね。
ハワイに行くことは聞いてましたが・・・。
ワイキキからのメール嬉しかったです。
世界の旅はハワイに始まってハワイで終わるといいます。
うんと親孝行してください。
そして一杯楽しんで無事帰国してください。
やっと、見てきましたよ~。
本当に、ドキドキがずっと続いて、どこもかしこも怪しげで…ああなのか?こうなのか?と、先の展開を予測しながら見る感じで、楽しめました!
音楽が、怪しさをさらに盛り上げてるくらいいピッタリで印象的でしたぁ~!
良かったでしょー。
最近はつまらない作品が多いけど、この作品や、
まだ感想をアップしていないけど「マネーボール」が素敵ですよ。
今日も、用事があり、今、福岡に着いたところです。
午前中、時間があるので、午前10時のゴッドファーザーにするか、最近は韓国のもイイ感じだから第7鉱区にするかと、思ってましたが、マネーボールにしようと思います。ニヒッ!
行ってきまーす!
「ゴーストライター」で正解だったと思います。
アメリカのプロ野球界の裏話ですから、入り込みにくいでしょうが、
劇映画として見れば面白いし、ブラッド・ピットの演技もいい筈です・・・。
またまた、遊びに来ちゃいました…
オススメの通り、マネーボールで正解でした。
いや~、良かったです!!
ブラット ピットさん、こんな役もいいですね!
歳を重ねるごとに、魅力が増してる気がします。
これからが、楽しみです。
私のコメントに「マネーボール」と書かなければいけないのに
「ゴーストライター」と書いてしまいました。ごめんなさい。
あのようなお話が、あんなに面白く組み立てられるのかと
不思議なくらいですし、ブラット・ピットが出色の出来ですね。