大映京都撮影所所長をされていた鈴木炤成様の奥様からお手紙をいただきました。
本来は公開すべきものではないのですが、拙著「スタアのいた季節/わが青春の大映
回顧録」で鈴木所長のことも記載しているし、鈴木炤成様の消息をお知りになりたい
方も多いので、一部を転載させていただきました。(奥様、お許しください)
ご本を拝読、愉しく一気に読み終えました。ご労作まことに有難うございます。生前の鈴
木は常々「誰も書かないね、会社のことを書ける人は多いのに」と嘆いておりました。
鈴木在りせばご本のことを何と申したでしょう。私などとはまた違う深い感慨を持ったこ
とでしょう。
お若い日々の中島様を彷彿とするエピソードの数々、また地方ならではの温かなご交
際、しみじみとあの時代をふり返るよすがとなりました。このたびは本当に有難うござい
ました。鈴木に変わりまして拙い筆をとりました。…(以下略)
更に奥様からのお手紙で、鈴木所長は平成22年1月に92歳で亡くなられたそうです。
3日間病床に、それまで普通に暮らされていて、街歩きと俳句を好まれていたと伺いま
した。遅まきながら鈴木炤成様のご冥福をお祈り申し上げます。
(写真は2001年の大映京都OB会でのものと、生前にいただいた年賀状です)
PS: 映画の感想は、後刻アップさせていただきます。
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