イタリアの旅は去年末でしたのに、色々あったものの旅行記が未完のまま
になっており、誠に誠に申し訳なく思っております。
本日は"ローマ・前編"ですが、近日中に"ローマ・後編"をお届けして終了
させていただきます。どうか宜しくお付き合いください。
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一昨年のヨーロッパの旅で、それぞれが個性的な建物や景色、それに人々
と接してきましたが、特にパリでは何処を歩いても大きな石造りの建物とか
セーヌ川にかかる橋とかが目に止まり、今でも私の脳裏に焼きついてい
ます。
それと同じようにローマの印象は、何処に行っても歴史的な建造物や古代
ローマの遺跡が目に飛び込んできます。
そして我々映画ファンはその街角からスクーターに乗ったオードリー・ヘプ
パーンとグレゴリイ・ペックが飛び出してくるような錯覚を、つい起こさせて
くれる不思議な街ではあります。
ローマはイタリアの首都であると共にラツィオ州の州都でもあり、人口は約
270万人、今ではパリやマドリッドと並ぶヨーロッパの代表的な観光都市とな
っています。2500年に及ぶ古代遺跡や、優れた美術品がローマには数多く
残されています。
前回ご披露した「ヴァチカン市国」も厳密に言えばローマの一角にあるので
すから、ここと合わせて映画「ローマの休日」「天使と悪魔」などでこの街の
魅力は世界に大きく披露されています。
映画「ローマの休日」で"嘘つきが手を入れると食べられてしまう"という伝説
で、観光客が詰めかけるサンタ・マリア・イン・コスメ教会は6世紀ころ、近辺
に住むギリシャ人のために建てられたものだそうで、ロマネスク様式の鐘楼が
綺麗です。私も勿論「真実の口」に手を入れました・・・。
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サンタ・マリア・イン・コスメ教会の建物と、真実の口に恐る恐るの私
次はこれも「ローマの休日」出てくる"コロッセオ"です。
「コロッセオが滅びるとき、ローマは滅び、そのとき世界も滅びる」と言われた
ローマ初の当時の大娯楽施設で、紀元80年ごろティトゥス帝の時代に完成し
た建物です。
古代ローマでは人間対人間、人間対猛獣という血みどろの死闘は想像するだ
けで身震いがします。
そして長い歴史の中で激しい損傷を受けながらも、その途方も無い大きさは、
現代でも圧倒的な存在感を誇っています。
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ローマの街は何処に行っても由緒ある古代建築物や遺跡に出あいます。
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コロッセオの前で私 コロッセオの前でこのようなイベントが・・・
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コロッセオの内部の廊下です 中空からの俯瞰スナップです
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イタリア首相邸の前には衛兵が一人 ローマ三越です
前編はこのくらいにして、次回後編は「トレヴィの泉」「スペイン広場」などを
中心にお届けしたいと思っています。
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