↑ローデンブルグ市庁舎の前で私。
今回はドイツのローデンブルグ市を取り上げますが、その前にこの街が所在
するロマンチック街道のことも少し紹介したいと思います。
ドイツ各地には、さまざまなテーマを持った100以上の観光街道があり、それ
ぞれの街道に、歴史の中に織り込まれた文化・風習・自然の美しさを感じる
ことが出来ます。
中でも最も人気があるのが"ロマンチック街道"で、ドイツ南部の中央を縦断、
マイン川に面したヴュルツブルグを基点にオーストリアとの国境に近いフュッ
センを結ぶ約350kの道のりです。
そのロマンチック街道の北側の基点であるヴュルツブルグから35k南下した
ところにあるのがローデンブルグ市で、中世の趣を残す城壁都市ともいわれ、
街の起源は9世紀にまでさかのぼり、13世紀には自由都市となって交易で
更に発展しました。
旧市街には全長4.2kの城壁が街を取り囲み、そこには赤煉瓦の屋根が立
ち並ぶという、まるでおとぎの国そのものの光景です。
市庁舎・聖ャコブ教会・。城壁めぐりなどが観光客には人気ですが、商店の
店先には通常の看板ではなく、軒先に吊り下げられた独特のさまざまな看
板が観光客を楽しませます。
またこの街にはクリスマス・グッツを一年中飾って販売している名物店ケー
テ・ヴォールファールト本店があり、入店客が絶えません。店の前には橇な
らぬ赤いバスが常時止まっていてすぐ判ります。
私がこの街で一番嬉しかったのは、市庁舎前を散策していたとき、通りか
かった高校生らしきドイツの青年たちに「コンニチワ」と笑顔で声をかけられ
たことでした。「ニイハオ」とか「アニハせヨ」ではなく・・・。
↑ ヤコブ教会
↑ ケーテ・ヴォールファールト本店
海外生活35年間を経て日本に帰国。それからいろいろとあちこち今までいけなかったところをテーマを決めて行っているのだそうです。
さすがに、ポルトガルなどメジャーな観光地でもなくかなり遠くに来るような日本人は10数人。みなさん旅慣れていたそうです。そして、お二人ともに楽しんだようです。ガイドさんもキリスト教の歴史に非常に詳しい人だったそうです。
けんさんはガイドなどはどうしておられるのですか?行き当たりばったりを楽しんでおられるのかな?と勝手に想像しています。
ポルトガルは私も行きたい国の一つです・・・。
私の旅は、ツアーに加わって行く時と、完全なる一人旅と半々です。
写真を大量に撮りますので、ツアーに加わりますと思うように撮れません。
それでも時間内で一人歩きを心掛けています。
色々ありますが、一人旅が一番いいです。