日本が生んだゴジラをハリウッドが映画化した「GODZILLA ゴジラ」（2014）のシリーズ第２
作です。前作から5年後の世界を舞台に、モスラ、ラドン、キングギドラなど続々と復活する
神話時代の怪獣たちとゴジラが、世界の覇権をかけて戦いを繰り広げるというお話。また、
それによって引き起こされる世界の破滅を阻止しようと、未確認生物特務機関「モナーク」
に属する人々が奮闘を描いています。
「スーパーマン リターンズ」などで原案や脚本を担当してきたマイケル・ドハティが、脚本を
手がけ自らメガホンもとりました。前作から引き続き渡辺謙が出演するほか、カイル・チャン
ドラー、ベラ・ファーミガ、サリー・ホーキンス、チャン・ツィイー、ミリー・ボビー・ブラウンらが
共演です。
この作品で大騒ぎをしている人が多くおられます。伊福部昭氏作曲の音楽が流れ、それは
いい気分なのですが、それ以外は騒々しいだけで素晴らしいと思いません。
この手の作品は特撮に加えて､物語もしっかりしていること､人物も上手く噛み合っていない
と面白くならないのですが､その点が全くダメでした。続編が出るようですが､もう沢山です。
