予告したハプニングその2はまた今度として・・・
未明、暗闇の中のマッハ号で就寝していると洗車機の中にでも居る様な
轟音を発する降雨が数十分続いたので夜明けが少し愉しみだった。
そろそろ大増水でもしないとサカナがシャッフルされないからな。
しかし、全くダメだ。
28日の飛騨の渓は更に渇水が進みアマゴ嬢の本番ステージが
殆ど無くなりかけて来ていた。
前々回エントリーでも豪語している様に渇水傾向の渓流で成果を収めるには
ストーキング術が必須だ。
実はこのストーキング術・・・釣り自体よりも難しい。
相手を犯人とすると尾行中の敏腕デカ並みの資質が要求される。
(随分、オーバーな表現だな。)
水量豊富な本流域や豪快な落差渓流では余り必要とされないが
鏡面の浅いプールが連続する様な渓流域では
こちらの気配を消す必要に迫られる。
行動が仙人かマタギの様になる事が理想だ。
キャスティングやプレゼンテーションも
一発で決めなければ出逢える確率は更に低下する。
神経質で敏感なアマゴ嬢を射止めるのは大変だわ。
そうは言っても何とか釣れるけど・・・
それに比べ、イワナは寛容だから今回も釣れまくったな。
尺超えばかりの一撃必殺三本狙い撃ちだ。
突然真っ暗になり雷鳴轟く中での連続掛けだ。
これって、三尺イワナかな?
つづく・・・