8月31日はイタリアおやじの長男の誕生日です。
彼は昭和60年、西暦1985年の残暑厳しい日にとても元気に誕生してくれました。
「ボクとニキータのところへ生まれてきてくれて本当にありがとう・・・」
嬉しくて涙が止まりませんでした。
家族が三人になった感動と感激を分かち合う幸せの始まりです。
産後暫く、ベイビーはワイフと共にワイフの実家でお世話になっていたのですが・・・
5日後・・・
当時、ケータイなんて無い時代ですから務め先に
泣きじゃくるワイフから電話が・・・
「あ・・ぁ・・赤ちゃんが~、・・・と・・吐・血・し・て・・・・・・・・・」(号泣)
私は震えを抑えながらベイビーが救急車で搬送された病院へ直行しましたが
神にすがる気持ちって言うものにもこの時初めて直面したのでした。
病院迄30分位だったと思いますがその30分が30時間位に長く感じました。
幸いにも処置が間に合った為、何とかセーフでしたが暫くの入院となりました。
稀にある乳幼児のビタミンK不足による消化器系からの出血で
酷い場合は脳内でも出血するらしくその場合は命も危なく
その経過観察の為の入院でした。
ワイフは私の数百倍数千倍動揺し愛する息子を見守っていた事は忘れません。
その後の経過も良好でそれからは元気でワンパクに育ってくれました。
その彼も今日で満24歳になり勤め人として日々奮闘しています。
今迄殆ど親らしい事はしてあげていませんが毎年やって来る彼の誕生日には
言葉ではおめでとう、心では生まれて来てくれてありがとうと感謝しています。
上の画像の鞄に添わせたリボン付き手提げ袋の中身が今回の彼へのプレセント。
きっと気に入ってくれるはずだよ・・・釣り道具じゃないからね!