Enthusiast

Fashion Motorcycle Flyfishing Garage Base Formula One Senna

Entertainer

2010-04-30 01:09:36 | アマゴに片想い


先日、飛騨でやりたい放題の釣りを愉しんだと言うのに都会に戻り何日も過ごしていますと
やはり美しいアマゴ嬢がおいでおいでと手招きする煌めく渓が恋しくなるものです。

天気の良かった27日は午前中、母の通院の送迎を終えた後、名古屋を一目散に抜け
午後からほんの数時間の癒しのひと時を味わいたくて綺麗なお姉さんと三人で
岐阜の近場でアマゴ嬢と戯れて来ました。

もうこの時期になりますと問答無用でアマゴ嬢は毛鈎に素直な反応を示してくれます。
但し、そうは言ってもピーカンでハッチの少ない日中はティペットをより細くし
ソフトプレゼンテーションを強いられますからティペットのコントロールが
し易い低番手ロッドが威力を発揮します。

ライトスタッフの1番ライン指定ロッドは軽量で柔軟なロッドですから
腰と肩に障害が有るイタリアおやじのキャスティング技量を相当補ってくれています。



ダイレクト感を味わうなら6フィート台。

繊細さとコントロール性を味わうなら柔軟な7フィート台。

そして、少し大場所でラインの飛距離が必要な場合は8フィート台。

様々な素材とアクションを愉しむのもイタリアおやじ流です。



どんなロッドを使っていても釣果に余り関係は有りませんから
結局ロッドは何でも一緒。

お姉さん達の水着ファッションと同じ感覚で、チョットばかりおやじとしては軽薄ですが
ロッドもその日のファッションの一部としての選択をしているだけかも・・・

無骨で神経質なだけじゃ釣りは面白くありませんから渓にも華やお色気を・・・

これからもお姉さん達に積極的に手伝っていただきましょう。
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Joy

2010-04-29 01:29:14 | アマゴに片想い


「雨だから・・・風だから・・・釣れない。」と言うのは全くの勘違いと言うか
殆どが釣り人の言い訳の様なモノで、嵐の中での釣りは単に無謀なだけですが
そうじゃなくある程度の悪天候は絶好の釣り日和である事を改めて強調します。

むしろ、ピーカンの方が状況的には悪条件ですし、付け加えて言うならばハッチが無いから
サカナが上を向いていないんじゃないか、ライズが無いからドライフライでは釣れない等々・・・
負のスパイラルに填まり込みネガティブ思考に支配されてしまうと折角のチャンスも
巡っては来ない様に思えますからイタリアおやじは先ず気持ちのスイッチをオンに固定し
ポジティブな思考と行動を忘れない様に心掛けています。
そして好機には俊敏に対応出来る様に用意周到なのは言うまでもありません。

22日の第二ラウンド開始です。

現地に急いで移動し川を覗き込むと既に平常の水位をかなり上回り濁りも混じってきていました。

もう一時間もすれば水嵩が増し臨界点を越えそうな感じの中で小堰堤の直下を攻める事にし
堰堤上で圧しの強い濁った水を膝の裏に被りながらダウンクロスで流れに逆らい毛鈎を
逆引きをしますとある筋で早速1尾が飛び掛かってきました。



これが答えでした。

例の10番サイズの毛鈎が炸裂!

水面に毛鈎が着水するや否や、次から次へと順番に飛び出して来てダウンクロスですから
殆どが向こう合わせでガッチリ鈎掛りです。筋に行列していただろうと思われる銀毛混じりも
含めアマゴ嬢の集団をアッと言う間に二桁の数釣り達成です。堰堤脇に微かな撮影可能場所が
有るのですが迂闊に移動して足を取られてバランスを崩すと流されてしまいますから
全ての個体を「エイヤッ!」と、小堰堤上に抜き上げリリースしていました。
筋からの反応が遠退いたので今度はその脇の一段緩い筋を今度はロッドを寝かせた状態から
立てる様にアクションをし毛鈎のハイスピードリトリーブを演出しますとまたまた次から次へと
毛鈎にアタックが始まり釣れてくれますから最後に安全な堰堤の脇から釣り上げた個体だけは
一時的にネットで休憩していただき、後の撮影会に参加してもらいました。



堰堤下にはどれだけのアマゴ嬢達が集まっていたのでしょうか?
20尾は軽く掛っていますからその倍以上の数の集団が居たかも?

ウィングを粉で塗して浮力を与え水面をスケーティングさせた毛鈎にトリプルアクセルの
ジャンプ並みに可憐に咥えて決めてくれますからどの娘にも高得点を与えましょう。



この毛鈎に魔力が潜んでいるのは間違いの無い事実です。



恐るべし・・・



爆釣連続ヒットは老人フライフィッシャーを狂喜させてしまいます・・・
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Torpedo

2010-04-28 00:17:03 | アマゴに片想い


そう言えば、今回の釣行前から老いた母の体調が余り芳しく無く釣行の前日に病院で点滴投与を
してもらってきましたら随分と回復し元気を少し取り戻してくれた事で飛騨入りする事が出来ました。

21日の就寝前に母に連絡を入れると頗る元気でしたので安心しての車中泊が可能でした。

グッスリと寝込んでいましたが未だ暗い内からモーターホームの天井は雨音が共鳴し
時折激しく降ったり止んだりを繰り返している内に外はゆっくりと白み始めましたので
起床し、先ずは腹ごしらえです。ここから22日の目的の某支流迄は30分位ですから
そんなに慌てる事はないのですが段々雨が酷くなってくる予報が出ていましたので
何時もの倍以上の咀嚼速度での朝食を済ませ、いざ出陣です。

現地に到着した頃には相当な降雨になって来ました。

当然こんな天候ですから釣り人は一人も居ません。

モーターホーム内で釣り支度を済ませ土砂降りに近い状況の中、橋下の大きなプールに到着し
先ずは少しの間プールを傍観していました。水勢はかなり強いながら未だ濁りはありません。
水面は雨粒で白だって気温も低く心は萎えてしまいそうな感じでしたが取りあえずは
こんな時の頼もしい毛鈎であるオリジナルレシピのシルバーマーチブラウン改良版の
ゴールドマーチブラウンをプールの護岸の上から4番ラインに乗せてキャスティング開始。
プールの中央部から上流側を探っていると遥か後方下流で拳骨位の石を投げ込んだ様な
「バッシャ~ン!」と言う大きな音と共にこれまた大きな波紋が一瞬広がりました。

橋の上から誰かが石でも投げ込んだかと思いましたが誰も居ません・・・

「まさか?こんな大雨の中でラ・イ・ズ?」

疑心を抱いたままプールの中央部から今度は水面を横切る様に下流側へ向けて何度か
毛鈎にアクションを入れ水面をスケーティングする様に操っていると
水面下に魚雷の様な塊が現れ一瞬で毛鈎に勢い良く襲い掛かってきました。

・・・が、空振り!

「何だ!今の大きいサカナは・・・」

毛鈎をひとサイズ落とし再度のトライ。

「バッシャ~ン!」

「出た~!」

「掛った~!」

首を振っては悶え、走っては悶えを繰り返した後、水面に魚体を曝して驚きです。

サツキマス?大型の銀毛アマゴ?・・・尺を遥かに超えている砲弾型の魚体じゃないですか・・・

でも・・・

掛けてしまいましたが自分は水面から3メートルは有る護岸の上。

捕り込む事が出来ません。落としダモか海釣り用の振り出しダモでも有れば・・・

魚体の重みと強い流れで浮かしている為、ティペットも限界です。

こうなったら護岸の上からズームで画像をと思いポケットをゴソゴソしていると・・・

「アッ!」

大型熟女が最後の力で暴れた瞬間・・・

「口切れ!」

毛鈎が宙を舞いました。

画像が無いので白昼夢ならぬ早朝の夢となってしまいました。

眺めが全てセピア色になってしまった感じです。

それでもその後、8寸と9寸のアマゴはプールが終わった下流の瀬から
引き摺り出しましたが何だか物足りなさを感じずにはいられません。



撮影後、漁協の監視員さんが巡回してきて笑い話で終わらせましたが
ちょっと悔しい気分を引き摺ったまま本当のクライマックスが待ち受ける
次なる某支流へ移動しました。

雨脚は更に強まって来ましたので濁流化するのは時間の問題です。

つづく・・・
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Couple

2010-04-27 02:00:21 | アマゴに片想い


21日の夕刻の事です。河原に出来た半径2メートル位で水深は50センチ程の
水溜りを覗いてみますと底付近に2尾の熱愛中のイワナを発見しました。

止水状態ですからアツアツの行為が丸見えです。

お取り込み中のところを誠に恐縮でございましたが
試しにEHCの13番を水溜りの中央部にキャスティングしましたらその内の1尾が
ススス~っと水面に浮上しパックンと咥えてしまいました。

鈎掛りして悶えているイワナをもう1尾のイワナが「如何したんだ!何が起こったんだ!」
と、周りをウロウロ・・・

お邪魔致しまして大変申し訳ございませんでした。

これにて21日の釣りは終了です。

日没後は高山市内に在住のT氏(Blue Wing Olive さん)に連絡をし夕食に付き合って
いただき談笑後、プチ・スーパー銭湯“ ゆうとぴあ ”でサカナ臭を消し早目の車中泊。



22日のお天気は下り坂の予報でしたので朝一勝負と決め込み就寝しました。

そして・・・22日の朝一は今回の釣行のクライマックスに突入。

つづく・・・
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Flirtation

2010-04-26 02:01:48 | アマゴに片想い
その昔、イワナは “ 幻のサカナ ” 何て言われていましたがそれは全くの狂言です。

イワナほどフレンドリーなサカナは他になかなか居ないんじゃないかと思えてしまう程
愛嬌モノですし健気です。毛鈎にはじゃれ付く様に反応してくれますしこちらのミスや
エラーにも寛容でフライフィッシングの対象魚としては申し分の無いお相手です。



スレたアマゴ嬢を口説くのは結構な神経戦で大変ですがイワナはそれ程
気難しく有りませんからアマゴ嬢の好む速い流れよりもやや緩い流れで
大らかにバッコンと毛鈎を咥えてくれる癒し系の釣りでほのぼの感を味わうのも
なかなか乙でございます。

21日のお昼頃には良いサイズのイワナが顔を出す様になってまいりまして
アレヨアレヨと飛騨イワナの連続二桁斬りプレイが愉しめました。



アマゴ&イワナの混棲域では様々なポイントで面白い毛鈎プレイが可能です。



さて、更なるポイントへ移動する事にいたしましょう。

つづく・・・
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Basics

2010-04-25 00:37:57 | アマゴに片想い


(水中のアマゴから見たイタリアおやじの図)

さて、渓流のアマゴ嬢にストーキングして警戒されないアプローチの距離はと言うと
目安は10ヤード位(約9メートル、クルマ二台分)が理想的です。

まあ、状況にもよりますがこれ以上接近しますといくら静かにしていても
何らかの怪しい気配を悟られ「オヤ?変だな・・・」と、折角の好条件を
潰してしまう羽目になる確率が接近すればする程高くなります。

高が10ヤードのキャスティングですが精度やキャスティングのバリエーションが
釣れる釣れないの別れ道でもあると言えます。

10ヤード位ならどんなロッドでも性能に拘らず反発力だけでラインを繰り出せる距離ですが・・・

ラインの先にはリーダー、ティペット、そして毛鈎が結ばれていますから
それを自在に操る事はデリケートの極みの様な相対的コントロールが必要です。

狙い通りの位置に寸分の誤差無く毛鈎を運べて落とせる技能を習得する事は
20ヤード、30ヤードのライン飛距離をクリアする事より遥かに重要に思えます。

渓は流れも複雑ですし木々が張り出していたりもしますからあらゆる手法を駆使して
10ヤード先のピンポイントを狙わなければならない場合も多くなかなか一筋縄ではいきません。

イタリアおやじもその昔、極寒の深夜の公園で夜な夜なアキュラシー特訓を積みました。

遠くに置いたタバコの箱をリーダーで叩いて倒してみたり・・・

ラインをリフティングしたまま歩いて公園を何周も回ってみたり・・・

木々の間をすり抜けるループを工夫してみたり・・・

フライフィッシングをされない方から見ますとキャスティング練習は

正に変態行為そのものですが練習で出来ない事は本番でも出来ないのは基本ですから・・・

渓流のアマゴを狙ったフライフィッシングはゲームで言うとダーツに似ていますね。



きっと賢いアマゴ嬢は水中から密かにこちらの奇妙な行動を覗っているのでしょうね。



それにしても飛騨のアマゴ嬢は美し過ぎる裸体です事。
夏頃には美白の肌に移っていきますからタマリマセン。

つづく・・・
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Philosophy

2010-04-24 01:10:19 | アマゴに片想い


夜中の街道をブッ飛ばしている最中、イタリアおやじは自分なりの哲学に従って
どんな状況下に置いても良い釣りを成立させる為に綿密な攻略策をイメージしてから
現地で仮眠を取る事にしています。沢山釣れればそれはそれで嬉しいのは当たり前ですが
状況が芳しく無い場合にもそれなりにコツコツと愉しむ事を心掛けています。

フライフィッシングはサビキ釣りや投網ではありません。

フィッシャー vs フィッシュ   ひとり vs 1尾

たった1尾を大切に釣る事が肝心で後はそれの積み重ねです。

さて、21日早朝に目的のポイントに到着しますと既に先行者に押さえられていました。
こんな時は焦る気持ちを抑えて少し時間差で後続する事にします。

たとえ先行者がどんな名人さんであろうと一網打尽なんて事は渓では有り得ませんし
異なる釣法ならば何も問題無しです。況してやアプローチの方法が異なれば更に問題無しです。

よく、先行者が入った後だからダメだった・・・

良いポイントには1尾も居ない・・・

そんな事は毒でも流れてない限り有り得ないと思います。

荒らされたポイントでも一時間もすれば更に警戒心が高まった居残り渓魚は元の居場所に戻り
捕食体勢に入っている事も多くそれを慎重に攻める事はフライフィッシャーの特権でもあります。

渓ではエサ釣りでは流せないポイントなんて無数に存在しますしエサの竿が届かないポイントは
長いフライラインなら簡単にアプローチが可能です。

ポジティブな攻略法が無限大に存在するのがフライフィッシングなんですね。

・・・と、能書きを放れたイタリアおやじは問答無用で釣って愉しんじゃいます。



気温の低い早朝は無反応でも陽が差し込む様になった頃には気付かない場所でライズして
いる個体も居ます。

マッチング・ザ・ハッチの答えはクロカワゲラでした。

捕食されて間もないのか全て未だモゾモゾと動いていましたよ。



ブラックのウイングでは見辛いのでブリーチされたEHCの15番でサイズだけマッチング。

これで次々と・・・



単一種の集中ハッチが有ると攻め方が簡単です。



芽吹く前の明るい渓は今が旬でGWを過ぎると急速に新緑のカーテンに覆われてきます。



早速ですが今期初のオシャブリはアマゴ嬢もロッドも気持ち良さそうでしたよ。(笑)

つづく・・・
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Utopia

2010-04-22 19:04:02 | アマゴに片想い


(里川で増水の小堰堤上からの図)

21日、22日の二日間飛騨入りしていました。

21日は曇りのち晴れの中、標高800メートル位の高地での釣りを終日満喫し
アマゴ&イワナの有効カウント(7寸以上)尾数で30尾以上。

22日は未明からの雨の為、或る支流に入り一尺二寸の大アマゴと格闘。

しかし・・・

その後、里川を選択。(上の画像)

見る見る増水し濁流になる前の二時間程でアマゴ20尾以上。

内容の濃過ぎる二日間、正確には一日と三時間余りの怒涛の飛騨釣行詳細は
追って報告しますので楽しみにしていてくださいね。

雨に負けない挫けないイタリアおやじ参上・・・です。

そうそう昨日とんでもなくアクセス数が多く大変恐縮してしまいます。

飛騨に滞在中だったんですが・・・
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Potential

2010-04-16 23:09:36 | アマゴに片想い


CFF ライトスタッフ 710 #1 ロッド & アイザック・ベビートラウトリールの組み合わせ。

最近は3番や4番ライン指定のロッドを多用している為、繊細な感触が恋しくなり
久々にフェザーライトな 1番ラインでアマゴ嬢とワルツを奏でて来ました。

前日から雲に覆われていた為16日未明の外気温は8度で岐阜のとあるコンビニ駐車場で
車中泊させていただきましたがシェラフの中はポカポカで気付けば四時間余りの爆睡でした。

但し、現地ではお照りが無い為に日中も余り気温上昇せず活発なハッチ連動のライズ捕りも
期待薄で入渓区間を仕切ってお昼迄叩き上がりました。叩くと言っても今回はフェザーライトな
タックルですからソフトタッチなドライフライでの軽~い釣り上がりです。

今シーズンはどうやら雨の神様に好かれてしまっている様で何時も高水の攻略が課題となり
おまけに低照度の暗い渓は本当に目の毒で眼精疲労は蓄積するばかりです。

午前中は霧雨で午後からは本降りになる模様ですが焦らず三拍子のリズムをキープ・・・

高水ですから遡行不能場所も多く入渓ポイントからヒット&アウェイ方式。



捕食可能なここぞと言う波からは飴色の胸ビレがピンッとした美しいアマゴ嬢達が
ワルツの三拍子につられて(釣られて?)躍り出て来てくれます。

低温で纏まったハッチは確認出来ませんでしたがお昼近くにはチラホラとメイフライの
ハッチも始まり、本降りになる直前には頻繁にライズする様になりました。



イタダキライズの主をきちんと射止めるのは痛快ですね。

脱渓直前に2尾の積極的なライズを発見して狙ってみますと・・・

最初の1尾はパラシュートパターンをきっちり見切ってスレてしまいましたが

続く1尾は・・・



EHCで捕れてしまいましたがイマージャーに加えシャックばかりを貪り食っていたんですね。



これから初夏に向けてフライフィッシングならではの面白い釣りが愉しめますが
もうそろそろ雨の神様へお願いいたします・・・イタリアおやじにお許しを・・・

暗い渓は疲れちゃいます。

しかし、1番のタックルを使っていますと渓流にはそれ以上の番手は
全く必要無いんじゃないかと改めて感じました。
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Quality

2010-04-15 23:47:02 | アマゴに片想い


寸分狂わぬ同品質、同グレードの毛鈎を量産する事は大変重要です。

同じレシピでもタイヤーの技量や美的センスに因って微妙にバランスが
異なるものですがそんな毛鈎にも黄金比とも呼べるフックと各マテリアルの
絶妙な一体感が存在し、それは毛鈎の生命感をも生み出し、また完成品として
美しく表現されます。

サカナとの接点は毛鈎ですから先ずタイイングの精度や吟味されたマテリアルで
美味しそうな虫っぽさを如何に醸し出す事が出来るか否かです。

老いて視力は衰えても指先は積み重ねで未だ未だ進化しそうです。
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Lose

2010-04-14 01:06:49 | アマゴに片想い


雨の降る夜、13日に日付が変わる頃、名古屋港から北上を開始しました。
長良川沿いの156号は車も少なく車検から戻って来たマッハ号はフレッシュタイヤを装着し
水捌けも良くなり快調にブッ飛ばし飛騨入りしました。

前日からの降雨量が多かった様で闇夜の河川は相当な増水が覗えます。
釣りが可能かどうかの臨界点が気懸りでしたが降雨の峠は越えてますから
後は夜が明ける数時間後にどれだけ水が引くかに掛っています。

取りあえず仮眠を・・・

早朝未だ小雨模様の中、半年振りに車横付けの淵に到着して唖然・・・

淵が消滅してしまっています。

それは浸食と堆積を繰り返す河川の常なのですが崩落を防ぐ為に護岸された工事と連動し
淵迄もが重機で潰された痕跡が有り、ただの平たい流れに変貌してしまっています。

あの素晴らしい淵にはもう巡り会えないでしょう。
同じ様な淵が形成されるのに何年何十年掛る事やら・・・

その淵は一見何でも無い感じに見えましたが三方向からの流れ込みとしっかりとした
底石が絶妙に配置され過去十数年は多少の変化は有ったものの増水によって移動する渓魚の
宿場の様に何時も沢山の個体がストックされていてライズが有っても無くても粘れば必ず
良い思いをさせてくれた宝の淵でしたから私自信は相当なショックです。

さて、如何するか・・・

川幅一杯に流れが押し寄せていますから遡行には強靭な脚力が必要ですが
伊達のイタリアおやじにそんな剛力はございませんのでそこそこのポイントで
愉しむ事にしましたが流れを横切るだけでも足をすくわれそうでビクビクです。

ドライフライを咥える事が出来る流速のポイントを見つけ出す事が難儀で
なかなか思った様な釣りが組み立てられませんでしたが・・・

お昼に少しお陽様が顔を出した時にパタパタとハッチが起こり
ここぞとばかりにイタダキライズに遭遇。



無理無理でしたが浮力優先のEHC11番で・・・次から次へ・・・



早速、お姉さんにもご協力いただきまして・・・



良い撮影場所の岸がなかなか無く困りました。

明るかったのは一時だけで終始暗く眼が疲れてしまい二日間滞在する予定でしたが
午後はマッハ号のベッドで爆睡・・・その後ゆっくりと帰宅しました。

暗いと毛鈎のアイやティペットは眼鏡越しでも全く見えませんわ。
フリップアップルーペを使って何とかやっとですよ。

ストレスの溜まる釣りはもう勘弁なお年頃なんですね。
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Blossom

2010-04-08 01:40:08 | アマゴに片想い


桜前線北上中でお花見真っ盛りの本州中部地方です。

岐阜の渓流域ではこの桜の開花を目安に水生昆虫の羽化も活発になりますから
この頃からがフライフィッシングシーズンの本番と言う事です。

晴れた日の水量豊富な水面は清々しくキラキラと輝き大変魅力的です。



渓のタイプはそれこそ様々ですが大石が点在し底石もしっかりとした渓は
美味しいポイントが豊富でどんなアミューズメントよりも愉しく過ごせてしまいます。

さて、話は遡り6日午前中の別の支流の事です。

それは突然でした・・・

大きく目立つ毛鈎を故意にドリフトしていますとお腹を空かした個体は必ず反応するものです。

「ここで出なかったらクソして帰れ!」と思える第一級ポイント。

少し冷静になりティペットチェックをし毛鈎を再ドレッシング。

一発で決めなきゃ多分・・・後が無い・・・

全身全霊・全知全能を込めたキャスティング・・・

男波に毛鈎を乗せ・・・1・・・2・・・3・・・

「ゴボッ!」

「咥えた~!」

「手応え十分!こりゃ、尺オーバーの大物だ~!」

潜り込んで直ぐ・・・

右往左往の大暴れの重い引き・・・

「待てよ・・・まさか???」

水面迄浮上したらお顔にソバカスじゃん。

ガイジンさんでしたよ。



ガイジンを拉致したらコイツが黙っている筈も無くまた何処からともなく登場。

おまけに白昼堂々、恥も外聞も無くネットの中で悶絶プレイです。



もうこうなると止める事は出来ません。フィニッシュ~!(フィッシュかな?)



スッキリしたアフターは腕枕で暫し癒しタイム。

美白でムチムチなバディにさぞかし満足した事でしょう。

そして、フェチなストマック・プレイで彼は大いに不思議そうでした。



「ホワット・イズ・ディス?」(コレハ、ナンデスカ?)って・・・

今度、教育しておきますわ。
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Drift

2010-04-07 00:33:07 | アマゴに片想い


6日未明、月夜の飛騨に到着した時は震える程寒く二重のシェラフに包まり寝入りました。

朝7時に起床、今回は最近支流に成魚で放流されたアマゴと戯れようと
安易な気持ちで挑みました。

・・・が、しかし

如何したのでしょうか放流魚は全く相手をしてくれません。

相当明け方に冷え込んだからでしょうか・・・

ヒラキに出ている個体も見当たりませんしピンポイントで小場所から誘い出そうとしても
毛鈎を追う姿もサッパリ確認出来ません。

そこで急遽、成魚放流の無い別の支流へ移動しました。
その支流での一部始終は後日のエントリーとしまして

お昼頃には20度近く迄グングンと気温が上昇し汗ばむ位になってきましたので
8フィート3インチのロングロッドで本流筋を少し釣り上がってみましたら
これが大正解でTMC102Yの11番エルクヘア・カディスのドリフトでアッと言う間に
天然アマゴ二桁達成。



圧しの強い流れの中で大きな乾式毛鈎をバックリ咥えてもらうのは痛快ですよ。



しかし、クラックが至る所に入ってガイドに引っ掛かり今にも千切れそうなフライラインを
リバイタライザーを塗り込んで誤魔化し誤魔化し使っていますがもうそろそろ寿命かなぁ?
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Spirit

2010-04-04 23:38:02 | Engine



左サイドバー内のアマゴに片想いムービーを停止してからご覧ください。
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Cockpit

2010-04-02 21:26:03 | アマゴに片想い


フライフィッシング用マッハ号ことクイックデリバリーは1ナンバー登録の為毎年車検です。

その車検整備は来週予定に組んでもらいました。車高が2.8メートルも有り立方体の面積も広い為
今迄一度も自分で洗車した事はありませんが車検の際には洗車され綺麗になって戻ってきます。
年に一度の晴れ姿になれるのももう直ぐです。フロントマスクには水生昆虫の残骸エンブレムが
何時も誇らしげに?貼り付いていますがスチームでクレンジングされてしまうのは少々残念です。

名古屋港と岐阜県山岳部との移動の道具として10年以上酷使していますが
今迄これと言って不具合や故障も無く頑丈な構造にはアッパレです。

そのマッハ号のコクピット内も最近タバコのヤニでホワイト部分がアイボリーに黄変して
きましたので液体クリーナーを使って拭き掃除してみましたらウエス5枚がアイボリーどころか
エボニーに変色。

恐るべし・・・



ナビゲーションシステムやETCも装備していませんが中部地方を徘徊するだけですから
何の不自由もございませんし、運転に疲れたらシーズン中の荷室は寛ぎの寝室に
なっていますから気の向くまま何処でもフルサイズベッドでグースカ出来てしまうのは
寝不足フライフィッシャーの強い味方なんですね。

このモーターホーム、運転し難そうに見えますが4速ATと高いアイポジションで
頗る快適なRV?なんですよ。
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