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むし歯予防は赤ちゃんの時から(第14巻第6号通巻189号2012年6月)

2012年06月18日 | 院内報月刊「Kazuboh@mail」

むし歯予防は赤ちゃんの時から(2012年6月)

6月4日は「むし歯予防ディ」です。
虫歯ができると痛くてつらいだけでなく、ほかの病気を併発することもあります。子どもさんのむし歯を予防するためにはどんなことに注意したら良いのでしょうか?

Q1:5ヶ月の子どもです。歯が生える前から注意することがあるのでしょうか。
A1:生後5ヶ月は、離乳準備としてミルクや母乳以外の飲み物に慣れさせていく頃です。
  果汁やイオン飲料にはむし歯の原因となる糖分が含まれていますので、この時期には与えないようにしましょう。
   また甘い味のするものを摂る習慣がつくと、そのほかの味をいやがるようになることもあります。
  乳幼児期には、スプーンや箸を共用するお母さんの「むし歯菌=Streptococus mutans」がお子さんに感染してむし歯になる
   ことがあると考えれらています。お母さんご自身の虫歯を治療することも大切です。

Q2:11ヶ月の子どもですが歯が8本になりました。そろそろ歯磨きを始めたほうが良いでしょうか。
A2:歯が8本はえそろった頃が歯磨き開始の目安といわれています。
   「毎日の歯磨き」を始める前に次のような準備をしましょう。
   始めはゴムでできた歯ブラシを口の中に入れる練習をします。子どもさんに持たせて遊び感覚ではじめるのが良いでしょう。
   慣れてきたら赤ちゃん用の歯ブラシに変え、寝る前にお母さんが磨いてあげましょう。赤ちゃんがとても嫌がる時は、ガーゼなど
   で歯を拭いてあげるだけでもある程度の効果があると考えられています。

「Q2」以下についてはおのクリニックの院内報「Kazuboh@mail」第14巻第6号通巻189号(2012年6月1日発行)をご覧ください。