挨拶絵本 今月の本 195
朝は「おはようございます」
昼間は「こんにちは」
夜になったら「こんばんは」
そして感謝の気持ちは「ありがとうございます」
・・・「ごめんなさい」・・・「どういたしまして」・・・「さようなら」
上手に挨拶すれば、楽しくなります。
挨拶は人間関係の基本なのだと思います。
挨拶の練習というのはいかがでしょうか?
GOMI TARO WORKSHOP
五味 太郎 作
ブロンズ新社
「今月の本」No.1からNo.195を待合室の書棚に置いてあります。
コミュニティのお花見
日頃交流のある仲間たちとお花見をする機会がありました。
少し散り始めた染井吉野の下に二十数名が集まりました。
無理のない範囲で一家族一品(飲み物も)持ちよりが原則です。
携帯コンロで温かいトン汁を作る人、特技とするライトアップで会場の演出を図る人・・・
気が付けば予定よりだいぶ早めの宴会開始となりました。
こどものような“はやる気持ち”も良いものです。
第2期MRワクチンをお忘れなく!
新年度が始まりました。
年長組のお子さんがいるご家庭にはMRワクチン(麻しん風しん混合ワクチン)第2期接種用の予診票が送られてきたと思います。
MRワクチンは2回接種することで免疫ができますが、第2期のMRワクチン接種を忘れがちです。
この春に沖縄で発症が確認された麻疹が名古屋をはじめ各地に広がっています。
麻しんからお子さんの身を守るために、早めにMR第2期(2回目)接種を受けるよう心がけましょう。
Q1:麻しんとはどんな病気でしょうか。
A1:麻しんウィルスの感染で起こる病気です。
8~12日の潜伏期の後、発熱、咳、鼻水、結膜の充血など風邪に似た症状から始まります。
「風邪のような症状」が出てから3日目ころに一旦熱が下がり始めますが、
12~24時間すると再び39~40℃の高熱が出てきます。
2回目の発熱とほぼ同時期に全身に発疹が出現します。
発疹は4~5日で少しずつ消えはじめ、色素沈着を残してなくなります。
麻しんは合併症の多いことで知られています。中耳炎・肺炎・クループ症候群などをおこします。
とりわけ「脳炎」を合併した場合は命にかかわることがあります。
麻しんウィルスは非常に感染力が強いために、
ワクチンを受けていない人が麻しん患者に接触するとほぼ100%感染し発症します。
Q2:麻しんはこれまでに松戸市でも流行したことがありますか。
A2:今回、沖縄をはじめ各地で流行している麻しんは海外から持ち込まれたものです。
感染の経路は次のようなものだと推定されます。
流行の発端となった人(ほとんどが成人)が海外旅行の滞在先で気が付かないうちに感染し、
症状が出る前(潜伏期間中)に帰国しています。
国内のあちこちを移動している間にA1のような症状が現れ「麻しんである」と診断されますが、
この時点で周囲の多くの人たちにうつしています。
松戸市でも同様の経路で発生した麻しんの流行がありました。
平成28年7月末のことです。松戸保健所、松戸市、松戸市医師会など全市をあげて対処しましたが、
終息するのに2か月を要しました。
この期間に感染したのは「まだMRワクチンの接種ができない」1歳未満の赤ちゃん、
MRワクチン第2期を接種していない5~6歳以上のお子さん、
そしてMRワクチン2回接種の制度から外れた成人でした。
松戸市ではこの苦い経験を教訓にして、MRワクチンを決められた時期(第1期:1歳~2歳未満、第2期:年長組)に
2回接種することが大切であること保護者の方々にアナウンスしています。
残念ながら第2期MRワクチン接種を忘れてしまうことが多いようです。
「Q3」以下についてはおのクリニックの院内報「Kazuboh@mail」第20第4号通巻261(2018年4月1日発行)をご覧ください。
待合室・第2待合室のラック内にある院内報をご自由にお持ち帰りください。
創刊号(1999年5月1日)から第261号(2018年4月1日)までのバックナンバーファイルを待合室の書棚においてあります。