おのクリニックのブログが5月1日よりミントヴァージョンになりました
育児は皆で協力して
いつの時代も新学期は、大きな期待と言葉には表せない不安を抱いての出発です。
30年以上も前のことですが、私たちの子どもの時も同じでした。
長女は4人の子供を育てながら病院臨床心理士を続けています。
近々第2子が誕生する長男もこども病院で小児科医として多忙の日々を送っています。
どちらの家庭も夫婦で協力し、様々な工夫をして子育てをしているようです。
時には私たちの経験に基づいたアドバイスをすることもあります。
新しい生活のスタートです!
4月は新生活のスタートです。初めて保育所・幼稚園・学校に入るお子さんたちも多いことと思います。
体調管理に気をつけて楽しい新生活をスタートさせましょう。
Q1:育児休暇明けで4月から保育所に入所します。病気にかかることが多いと聞いているので不安です。
A1:いままでは一日の大半の時間を、ご家庭でお母さんと二人きりで過ごすことが多かったと思います。
保育所でたくさんの人々と接触するようになり感染の機会が増えるので病気をしやすくなると考えられます。
秋・冬の期間だけでなく風邪のウィルスは1年中存在しますので、
「入所後1年間は病気ばかりしている」というお子さんもいます。
お子さんたちは病気を繰り返すことによって免疫(抵抗力)を備え育って行きます。
入所後しばらくの期間は元気になるための準備期間であると考えましょう。
風邪がこじれて気管支炎などになる場合もありますので、受診して診察を受けるようにしましょう。
Q2:4月から幼稚園に入る子どもです。いままでずっと家に居たため親の生活時間帯に合わせた生活でした。
A2:これからはお子さんに合わせた生活時間帯を工夫しましょう。
朝は早めに起きてしっかり朝食を食べるようにしましょう。
一日のうちで朝食後は「腸全体が一番活発に動き排便しやすい」時間帯と考えられています。
朝食後に排便する習慣をつけられると良いと思います。
夕食も早めに済ませ、入浴してから早めの時間帯に床につくように心がけましょう。
仕事で帰りが遅くなるお父さんには、帰宅時にお子さんを起こさないよう御協力を御願いしましょう。
「Q3」以下についてはおのクリニックの院内報「Kazuboh@mail」第17巻第4号通巻224号(2015年4月1日発行)をご覧ください。
待合室・第2待合室のラック内にある院内報をご自由にお持ち帰りください。
創刊号(1999年5月1日)から第224号までのバックナンバーファイルを待合室の書棚においてあります。
とん ことり 160
かなえは 、やまの みえる まちに、ひっこしてきました。
おとうさんと おかあさんは、さっそく にもつの せいりを はじめました。
そのとき、とん ことり
げんかんのほうで、ちいさな おとがしました。
かなえが げんかんに ゆくと
ゆうびんうけの したに、すみれの はなたばが、おちていました。
筒井 頼子 さく
林 明子 え
福音書館書店
読んであげるなら 4才から
自分で読むなら 小学校初級むき
ISBN:978-4-8340-0765-7
「今月の本」No.1からNo.160は待合室の書棚に置いてあります。