おたふくかぜ・みずぼうそうワクチン 2回接種をお勧めします (2013年1月)
最近の研究により水痘ワクチン・ムンプスワクチンは2回接種が必要であることが分かってきました。
1歳になったらMRワクチン(麻疹・風疹混合ワクチン)の第1期接種に引き続き水痘・ムンプスワクチン接種を受け、さらに2回目の追加接種を受けるようにしましょう。今月は2つのワクチンを特集しました。
Q1:みずぼうそう(水痘)の症状は?
A1:帯状疱疹ウィルスの感染で起こる病気です。
10日から3週間の潜伏期のあと、発熱とほぼ同時に発疹が出現します。発疹はみずぶくれ(水疱)になり約1週間でかさぶた(痂
皮)となって治ります。
痒くて眠れず機嫌が悪くなったり掻きこわして「とびひ(伝染性膿痂疹)」になったりします。合併症は稀ですが脳炎などの重いも
のもあります。
Q2:水痘ワクチンの特徴を教えてください。
A2:水痘ワクチンは日本で開発されたワクチンで安全性が非常に高いワクチンです。
ワクチンのごく一般的な副反応である接種部位の脹れや発熱も殆どありません。そのほかの副反応も見られません。
「Q3」以下についてはおのクリニックの院内報「Kazuboh@mail」第15巻第1号通巻197号(2013年1月1日発行)をご覧ください。