げんきなマドレーヌ (お気に入りの絵本たち No.2)
ルドウィッヒ・ベーベルマンス 作・画 瀬田貞二 訳
福音館書店 ISBN:4-8340--362-0
(原本は1939年出版)
パリの古いお屋敷に住んでいる12人のおんなのこ。
マドレーヌは一番おちびさんで一番元気です。
ある夜マドレーヌに異変がおこりました。盲腸炎になってしまったのです。
皆さんはこどもの頃病気になった時の事を覚えていますか?
熱があったりお腹が痛かったりする時にはとてもつらくて「早くなおらないかな」と思いますが、
少し良くなってくるとなんだかいつもと違った気持ちになったものです。
お母さんがいつもよりやさしくしてくれるし、ごはんを食べさせてくれたこともあったでしょう。
もう少し病気でいたいな・・・という気持ちになった記憶があるのではないでしょうか。
病気の時の子供の気持ちを描いています。
“絵本が好きでたまらない”8人の小児科医が小児科を訪れる親子に絵本の楽しみを伝えたくて「小児科医が見つけたえほんエホン絵本」という本を出版しました(2005年12月第1刷)。
その仲間の一人の副院長のお気に入りなどを、少しずつご紹介します。
その仲間の一人の副院長のお気に入りなどを、少しずつご紹介します。