いつもの散歩道で・・・「 k & m 」

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診察室での診療以外に・・・私たちはこんな事をしてきました!(第23巻第12号通巻306号2021年12月)

2021年12月20日 | 院内報月刊「Kazuboh@mail」

診察室での診療以外に・・・私たちはこんな事をしてきました!

1993年4月1日の開院以来、大勢のお子さん・ご両親・祖父母の皆様と・・・様々な出会いがありました。
今日まで大過なく診療をすることができたのは皆さまのご理解があったからこそとスタッフ一同感謝申し上げます。
院長・副院長はおのクリニックでの診療のほかに次のような活動をしてまいりました。

★1:保育所の園医・小学校の校医
   院長;1994年4月から小金小学校・馬橋北小学校・新松戸西小学校の校医
   副院長;1994年4月から新松戸中央保育所園医。清風幼稚園園医。
   馬橋北小学校・新松戸南小学校・新松戸西小学校の校医。
★2:松戸市夜間小児急病診療所(松戸市衛生会館1階)/
   松戸市夜間小児急病センター(松戸市立総合医療センター1階)の設立準備と出動
   院長・副院長ともに夜間小児急病診療所の発足準備に携わる。
   2004年4月の運営開始とともに出動。副院長は開所初日の当番医であった。
   2006年4月にはより機能の充実した「松戸市夜間急病センター」として移転し、副院長が出動。

「★3」以下についてはおのクリニックの院内報「Kazuboh@mail」
 第23第12号通巻306号(2021年12月1日発行)をご覧ください。
 待合室・第2待合室のラック内にある院内報をご自由にお持ち帰りください。
これまでのバックナンバーをファイルに納め書棚に置いています。


小児科専門医の果たす役割とは?(第23巻第11号通巻305号2021年11月)

2021年11月17日 | 院内報月刊「Kazuboh@mail」

小児科専門医の果たす役割とは?

小児科医になって約半世紀が過ぎました。
小児科医としての節目を迎え、
「小児科専門医(以下小児科医)の果たす役割」について振り返ってみようと思います。

Q1:小児科医の役割とはどのようなものでしょうか?
A1: 主な役割はいうまでもなく病気のお子さんの治療です。
   具合の悪いお子さんを診察し、元気になるのをサポートすることです。
   どのような症状のお子さんでも、全身を診察するのが小児科の基本です。
   来院までの状態を詳しく聴き(問診)、ていねいに診察(視診・聴診・触診)します。
   得られた所見(診察した結果わかること)を把握したうえで原因を考え判断します。
   その診断に基づいて治療法を決定します。
Q2:診察をするうえでとくに心がけていることはありますか?
A2:治療と同じように大切なのは、ご家庭でお子さんをどのように「ケア」するかということです。
   ホームケアの方法について、できるだけわかりやすく具体的にアドバイスするように努めています。
   小さなお子さんへ薬の飲ませ方、胃腸炎(嘔吐や下痢など)の際の食事や水分の取り方、
   発熱時の衣服の調節法、お部屋の環境(冷暖房)などについても詳しく説明しています。

「Q3」以下についてはおのクリニックの院内報「Kazuboh@mail」
 第23第11号通巻305号(2021年11月1日発行)をご覧ください。
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乳幼児健診を受けましょう(第23巻第10号通巻304号2021年10月)

2021年10月25日 | 院内報月刊「Kazuboh@mail」

乳幼児健診を受けましょう
        ~ 健やかな成長を願って ~

お子さんの発育は目を見張るものがあります。
生まれたばかりの頃は眠ってばかりの毎日ですが、
1か月から数か月もしないうちに「あやすと笑ったり、寝返りをしたり・・・」
とあっという間に大きくなっていくのを実感しますます。

そのようなお子さんの健やかな成長を手助けするために、乳幼児健診(健康診査)は大切な役割を担っています。
COVID-19感染を恐れるあまりに乳幼児健診を控えてしまうことのないようにしましょう。

Q1:乳幼児健診はどのような目的で行っているのでしょうか?
A1:お子さんの健康保持・増進が主な目的です。
   発育や栄養状態を確認し、精神・運動の発達も診ていきます。
   先天的な病気の有無を判断し、その他の病気の早期発見に努めています。
   そのほかに保護者の方の心配事の相談を受けることも大切な役割です。必要に応じて助言を行います。
Q2:乳児健診はどのような時期に行うのでしょうか?
A2:乳児健診は生後1ヵ月から始まり、3~4ヵ月、6~7ヵ月、9~10ヵ月、1歳の5回です。
   松戸市では3~4ヵ月、6~7ヵ月、9~10ヵ月健診は無料で受けることができます。
   集団健診ではなく、
   おのクリニックなど松戸市から委託を受けている医療機関で「個別健診」として実施されています。

「Q3」以下についてはおのクリニックの院内報「Kazuboh@mail」
 第23第10号通巻304号(2021年10月1日発行)をご覧ください。
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熱性けいれんに注意しましょう(第23第9号通巻302号2021年9月1日発行)

2021年09月13日 | 院内報月刊「Kazuboh@mail」

熱性けいれんに注意しましょう

 9月9日の「救急の日」です。
この機会にお子さんが松戸市夜間小児急病センターなどを受診する病気のひとつ
「熱性けいれん」について整理してみましょう。
 高熱が出たときに、急に意識がなくなり“けいれん”を起こすことがあります。
ご両親はどのように対処したらよいのかわからず、ただ慌てるばかりです。
「熱性けいれん」という病気をよく理解して落ち着いて対処できるようにしましょう。

Q1:熱性けいれんの症状とはどんなものでしょうか?
A1:38℃以上の熱が出た際に次のような状況になることがあります。
   顔色が悪くなり眼球が上の方を向きます。手足(四肢)は突っ張ったりがくがくと震えたりします。
   この状態を「けいれん」といいます。
   「けいれん」は通常10分以内に治まります。
   治まった後に眠ってしまうこともあれば泣き出すこともありますが、心配はありません。
   けいれんが治まった後に発熱に気づくことも稀ではありません。
Q2:どのくらいの年齢の子に起こるのでしょうか。
A2:熱性けいれんを起こす年齢は生後6ヵ月~6歳未満と言われています。
   脳が未熟なために、急な発熱に対応しきれず“けいれん”が起こるのだと考えられています。
   6か月未満で起こる場合や初めての熱性けいれんが6歳以上である場合は、
   発熱以外の原因があるかどうかを考慮して慎重に対処することが必要だと言われています。

「Q3」以下についてはおのクリニックの院内報「Kazuboh@mail」
 第23第9号通巻302号(2021年9月1日発行)をご覧ください。
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気管支喘息とはどんな病気でしょうか?(第23巻第8号通巻301号2021年8月)

2021年08月18日 | 院内報月刊「Kazuboh@mail」

気管支喘息とはどんな病気でしょうか?


この夏はRSウィルス感染症が大きく流行しましたが、ようやく収束のきざしが見えてきました。
咳・鼻汁のほかに発熱を伴う「かぜ症状」のお子さんも多く来院しました。

このような“ウィルス感染=感染症”をきっかけにして、
気管支喘息の症状が出たり悪化したりしたお子さんも大勢いました。

「気管支喘息とはどんな病気?」と復習してみましょう。

Q1:気管支喘息の症状はどのようなものでしょうか。
A1:症状の出はじめは咳、鼻水などで通常の風邪の症状と区別することはできません。
   感染症を引き金に気管支喘息の症状がでると、
   咳止めや痰切りの薬を服用してもなかなか咳がおさまりません。
   1日のうちでも夜間に咳がひどくなる傾向があり、
   次第に「ゼイゼイあるいはヒューヒュー」して来ます。
   その後、呼吸が苦しくなってくる・・・という経過をたどります。
Q2:気管支喘息はどのように診断するのでしょうか?
A2:A1のような症状に加えて、聴診上の呼吸音の状態で判断します。
   さらにパルスオキシメーターを用いて酸素飽和度(SpO2の値)を測り参考にします。

「Q3」以下についてはおのクリニックの院内報「Kazuboh@mail」
 第23第8号通巻301号(2021年8月1日発行)をご覧ください。
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これまでのバックナンバーをファイルに納め書棚に置いています。

お子さんとのひとときを大切に! 絵本を開いて(第23巻第7号通巻300号2021年7月)

2021年07月10日 | 院内報月刊「Kazuboh@mail」

お子さんとのひとときを大切に! 絵本を開いて
                  300号記念号

2002年(平成14年)に院内報Kazuboh@mailの「今月の本」
で絵本の紹介を始めてから19年余りになります
2003年(平成15年)秋には、
表紙の絵が見えるようなディスプレイ方式の本棚を待合室に置きました。
お子さん達に少しでも絵本に親しんで頂ければ・・・と思います。
夏休みは親子で絵本を読む良い機会です。
素敵な絵本の世界をお子さんと共に旅する時間を楽しんでみませんか?

Q1:赤ちゃんにはいつ頃から絵本を読んであげたら良いのでしょうか?
A1:いつからでも早すぎるということはないようです。
   絵本を一緒に見ることにより赤ちゃんとお父さんお母さんが
   「暖かく楽しいことばのひとときを共有する」ことができます。
Q2:生まれて間もない赤ちゃんでも絵本がわかるのでしょうか?
A2:赤ちゃんと一緒に絵本に向かう時間を持つことが大切だと考えられています。
   お父さんお母さんに抱っこされてお父さんお母さんの声を聞くのは
   赤ちゃんにとってとても幸せなことでしょう・・・。
   赤ちゃんと共にゆったりと過ごすふれあいのひとときをもつことができます。
   小さな赤ちゃんもそれぞれの月齢にふさわしい絵本とのかかわりを持つことができます。


「Q3」以下についてはおのクリニックの院内報「Kazuboh@mail」
 第23第7号通巻300号(2021年7月1日発行)をご覧ください。
 待合室・第2待合室のラック内にある院内報をご自由にお持ち帰りください。
これまでのバックナンバーをファイルに納め書棚に置いています。

RSウィルス感染症とは?(第23巻第6号通巻299号2021年6月)

2021年06月15日 | 院内報月刊「Kazuboh@mail」
RSウィルス感染症とは?
 
新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の拡大防止策として、
全国的に「手洗い・マスク・人ごみを避ける」が実践されています。
その効果のひとつとして2020/2021シーズンのインフルエンザの流行はありませんでした。
春を迎えて子供たちの間で「RS感染症」が増えています。

Q1:RSウィルスとはどんなウィルスでしょうか?
A1:RSウィルスは風邪を引き起こすウィルスのひとつです。
   小さな赤ちゃんからご高齢の方までがかかる“風邪のごく一般的なウィルス”です
   1歳までにおよそ半数の赤ちゃんが感染します。
   2歳までに、ほぼすべてのお子さんが感染します。
   ごく一般的な風邪のウィルスですので、誰でも何回でも感染すると考えられています。
Q2:症状はどのようなものでしょうか?
A2:初めに鼻水が出現し、ほぼ同時かその1~3日後から咳が出てきます。
   発熱を伴うこともあります。
   そのような普通の風邪の症状だけで治っていくのが通常の経過ですが、
   中には重症になるお子さんもいます。
 
「Q3」以下についてはおのクリニックの院内報「Kazuboh@mail」
 第23第5号通巻298号(2021年5月1日発行)をご覧ください。
 待合室・第2待合室のラック内にある院内報をご自由にお持ち帰りください。
これまでのバックナンバーをファイルに納め書棚に置いています。
 

3歳児健診を受けましょう!(第23巻第5号通巻298号2021年5月)

2021年05月21日 | 院内報月刊「Kazuboh@mail」
3歳児健診を受けましょう!

3歳児は心と体の発達が目覚ましい時期です。
また家族以外の人たちとの関りが多くなり、社会生活が始まる年齢です。
成長の節目となるこの時期に3歳児健診(健康診査)を受けましょう。

Q1:3歳児健診をいつ頃受ければ良いのでしょうか。個別健診で受けることができますか?
A1:3歳6ヶ月になる少し前に市役所から書類が送られてきます。
   3歳児健診は1歳6ヵ月健診とは違い、集団健診のみ行っています。
   地域の診療所では受けることはできません。
   お子さんごとに健診を受ける会場(保健福祉センター)と日時の指定があります
   ので指示に従ってください。
   ご都合が悪い場合は、各会場に電話連絡して変更することも可能です。
   たいていの場合は翌月の日時をご案内されるようです。
Q2:健診の前に家庭で行っておくことはありますか?
A2:書類の中に「松戸市3歳児健康診査票」が入っています。
   健診の前によく読んで必要事項に記入してお持ちください。
   「眼・視力」「鼻・耳・聴力」の項目には家庭で行っていただきたい
   簡単な検査があります。
   検査方法については案内書の説明に従い実施してください。
   もし上手にできなかった場合でも健診時当日に保健師が確認しますので
   心配いりません。

「Q3」以下についてはおのクリニックの院内報「Kazuboh@mail」
 第23第5号通巻298号(2021年5月1日発行)をご覧ください。
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早めに第2期MRワクチンを受けましょう(第23巻第4号通巻297号2021年4月)

2021年04月16日 | 院内報月刊「Kazuboh@mail」
早めに第2期MRワクチンを受けましょう

この4月に年長組に進級したお子さんが
第2期MRワクチン(麻しん風しん混合ワクチン)接種の対象児です。
年長組になると保育所や幼稚園では行事などが多くなり、

MR2期の接種をつい忘れてしまうことがあるようです。
できるだけ早め(4月~5月)にMRワクチンの接種を済ませましょう。

なおMRワクチンは1期・2期の2回接種することで免疫力を獲得することができます。

赤ちゃんも1歳のお誕生日を迎えたら早めに接種を受けましょう。
 
Q1:麻しんとはどんな病気でしょうか。
A1:麻しんウィルスの感染で起こる病気です。
   空気感染によってうつる「感染力のとても強い病気」です。
   一人の麻しん患者から2~18人のヒトに感染することがわかっています
   (インフルエンザの場合はおよそ1/10の1.3人ほどです)。
   MRワクチンを受けていない人が麻しん患者に接触すると
   ほぼ100%感染し発症します。
Q2:麻しんにかかるとどんな症状がでますか?
 A2:8~12日の潜伏期の後、
   発熱・咳・鼻水・結膜の充血など風邪に似た症状から始まります。
   「風邪のような症状」が出てから3日目ころに一旦熱が下がり始めますが、
   12~24時間すると再び39~40℃の高熱が出てきます。
    2回目の発熱とほぼ同時期に全身に発疹が出現します。
    発疹は4~5日で少しずつ消えはじめ、色素沈着を残してなくなります。

「Q3」以下についてはおのクリニックの院内報「Kazuboh@mail」
 第23第4号通巻297号(2021年4月1日発行)をご覧ください。
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新しい生活の準備をしましょう!(第23巻第3号通巻296号2021年3月)

2021年03月15日 | 院内報月刊「Kazuboh@mail」
新しい生活の準備をしましょう!

4月を迎えると、保育所・幼稚園・小学校の新しい生活が始まるお子さんも多いと思います。
今から体調管理に気を付けて楽しい生活を送れるよう準備しましょう。

Q1:育児休業明けで4月から保育所に入所します。
          どんなことに気を付ければ良いでしょうか。病気にかかることも多いと聞き心配です。
A1:保育所に通うことになると生活のリズムもだいぶ変わってきます。
          お母さんがお仕事に就く4月を目標に、
          お子さんの1日の生活リズムを「お母さんのリズムに合わせるように」
          少しずつ変えていくと良いと思います。
         保育所ではたくさんのお子さんと接触するようになり感染の機会も増えてきますので、
         病気にかかることも多くなると考えられます。
         風邪のウィルスは秋・冬の期間だけでなく一年中存在しますので、
       「入所後1年間は病気ばかりしている」というお子さんもいます。
        お子さんたちは病気を繰り返すことによって免疫(抵抗力)を備えて
        育っていきますので心配いりません。
Q2:4月から幼稚園に入る子供です。
        今まではずっと家にいたので親の生活時間帯に合わせた生活をしていました。
A2:今のうちから「幼稚園に通うお子さん」に合わせた生活時間帯を工夫してみましょう。
        朝は少し早めに起きてしっかり朝食を食べるようにしましょう。
        一日のうちで朝食後は「腸全体が一番活発に動き排便しやすい」
        時間帯と考えられています。
        朝食後に排便をして幼稚園に出かけるというリズムがつくと良いと思います。
        遅くならないうちに夕食をとり入浴を済ませ、
       早めの時間帯に床に就くよう心がけましょう。

「Q3」以下についてはおのクリニックの院内報「Kazuboh@mail」
 第23第2号通巻295号(2021年2月1日発行)をご覧ください。
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