今日は、久しぶりに、文化的な一日を過ごした。
チューリップも開花。
まずは、春日大社展。
地味かと思ったら、凄い人気。
神社人気に乗っかったか?
平安時代から、春日大社に奉納されたお宝が、惜しげもなく、全員集合?
各地に散らばったものも集められ、凄い内容になっている。
平安時代から、現代まで、正倉院宝物と同様、守られてきたお宝は、世界に通用する逸品揃い。
面白かったのは、仏像が、多く神様として祀られてきた歴史。
ここまで、綺麗に説明してもらった展示は、初めてだった。
日本人的な宗教感覚を、改めて考えさせられる。
鎧、刀類も見事。
快晴に恵まれた。
紅梅も開花。
次は、お隣で、今日から始まったティツィアーノとベネツィア展。
ここは、まだ今日開幕ということで、ゆっくり見れた。
先夏のイタリア旅行がなければ、行ってない展覧会だが、この前のイタリア旅行で、イタリア絵画がすっかり好きになってしまった。
やはり、15世紀から16世紀頃の絵がすばらしい。
ダビンチ、ラファエロ、ミケランジェロとちょっと遅れてティツィアーノ。
活躍の中心地も、異なっており、ティツィアーノは、なんといってもベネツィア。
色合いも、構図も、素直に美しいと感じられる絵だ。
出たころには、陽が落ちかけていた。
単純だが、美しい。
そして、六本木のAbbey Roadへ。
2回目だが、前回は、Revolution9。今回は、ここをベースにしているParrots。
週末は、SOLDOUTになることが多く、なかなか行けなかった。
ポールの前で、ナンシーさんの誕生パーティの時歌ったという、とんでもないキャリアを持つ。
本場でもライブをしており、日本のコピーバンドとしては、最強かもしれない。
やはりジョンが中心のようだが、みなうまい!
30分づつ4回公演で、最終が、11時10分。
すばらしい演奏の連続だった。
6時開場だが、7時30分スタートなので、7時頃行くのがいいようだ。
ちょっと早すぎたか?
会場はビートルズだらけで、いるだけで楽しめる。
ということで、文化的な一日を満喫した。
ベネチアを後にして、最後の訪問地であるミラノに向かう。
ミラノには、学生時代行っているのだが、記憶にあるのは、ドゥオモと、それに連なるアーケード。
そして、タクシーで、最後の晩餐を見に行ったことのみ。
ただ、最後の晩餐を見れたのは凄いことで、今は、入場制限で、相当準備して行かないとなかなか見れない。
当時は、暗くて、修復中で、足場が組まれていて、ほとんど見えなかったのだが。
途中のハイウェイから、イタリアらしい風景が続く。
これは、ブドウ畑。
これは、酪農家。
マザー牧場化しているか?
山肌が見えているところは、大理石の発掘場所。
この大理石からすばらしい芸術がたくさん生み出された。
そういえば、シカゴ駐在時代、この大理石を外壁に使ったビルがあって、その大理石が傷んで、総取っ替えというニュースがあったのを、思い出した。
そんなに、頑丈な岩ではないのかもしれない。
美しいけど。
ミラノで最初に訪れたのがスカラ座。
初めて訪れた。
1778年開場というから凄い。
前には、ダ・ヴィンチの像が。
ヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアの入口。
スカラ座入口。
博物館を見学。
有名なイベントのポスターが飾られている。
凄い歴史だ。
ギャラリーが展示場になっている。
会場は、こんな感じで、まさにオペラ座。
リハ中みたい。
著名人の胸像も並ぶ。
リストのピアノ。
音楽の歴史そのものだ。
名優達の絵が並ぶ。
ヴェルディ。
当時のスカラ座前。
イメージは、今とそう変わらない。
マリア・カラスは、一番有名?

ロックの進化を追っかけるつもりもないので、最近は、ジャズに遡ろうとしている。
温故知新?
と言っても、これまで、全然追っかけていないので、まさに基礎からという感じ。
ということで、本書を本屋で見つけてゲット。
とはいえ、ちょっと難易度高かった。
知っている歌手は、1割未満。
なんと奥深いことか。
後藤さんは、ジャズ喫茶を50年もやってて、擦り切れぐらいジャズを聞いている。
本書によれば、LP毎リクエストする方式らしい。
1ページに3アルバム紹介されているから、まさに一言コメントだが、後藤さんの心のこもった感想が読める。
ジャズの分野を無理やり?18章に分類して紹介してくれている。
かつ、索引では、各プレーヤーの略歴を記してくれているので、索引としても使える。
紹介されているプレーヤーは、ほとんど亡くなられているが、先日行ったCharles Lloydさんや、Herbie Hankcockさんなど、現役のミュージッシャンも紹介されている。
珍しいところでは、新垣さんも。
今度行く、渡辺香津美さんも、載ってた。
シカゴ時代、唯一行った、汚いホテル内のクラブに、またまたその辺のおっさんのカッコで登場した、ジョニーグリフィンが、載って頼もう嬉しかった。
もう、亡くなられていたが。
考えてみれば、あの頃もっと、行けていれば。
とてもCatch Upできるものではないが、道しるべとして、貴重な本。
後書きによると、1万枚のストックから、1500枚に絞り、第一作で、500枚紹介し、本書は、次の500枚を紹介したという。
最初の本もと思い、早速AMAZONに注文した次第。

一通り回ったところで、自由時間。
ガイドさんが、リアルト橋に行くというので、ついていった。
運河の街のシンボルになっているが、とにかく、迷路のような道を通って行くので、時間に余裕がないと、迷った時に心配だ。
リニューアルされたそうで、ガイドさんも、リニューアル後初めてとのこと。

橋から、ベネチアを代表する光景を見下ろすことができる。

数百年、この光景は、変わっていないだろう。

船着場が連なっており、道も狭いため、人々がひしめきあっている。
ただ、ベネチアの絶頂期は、もっともっと凄かったに違いない。

橋のたもとにハードロックカフェがあったので、寄りたかったが、帰りに迷うと困るので、ウィンドウショッピングのみ。

いよいよゴンドラへ。
ここが船着場?

まさに、夢のような体験だ。
マカオや、ディズニーランドで、コピーは、あるが、本物は、ここだけ!

ゴンドラが、狭い水路を行き来する。

シャツの違いは、所属する組合の違いとのこと。

壁を蹴りながら、器用にゴンドラを操る。

勇姿。

被写体になる。
実は、2隻に分乗したのだが、一方のゴンドラには、歌手と、伴奏のアコーディオン奏者が同乗し、多いに盛り上げてくれた。
それで、大いに目立っていた次第。

いよいよラストスパート。
対抗船線は、渋滞気味。

広い海に出た。

立派な寺院。

高級ホテル。

カンツォーネを熱唱する歌手と寺院。