かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

ビートルズをデザインする

2024年10月09日 | The Beatles


今日は、冷たい雨。
日中雑務で、夜は、南青山MANDALAでのトークイベント。



藤本さんが主催で、以前紹介させていただいたビートルズをデザインするの著者の松田行正さんと、音楽プロデューサーの森川欣信さんがゲスト。
なかなか充実のトークイベントだった。
ジョンの84歳の誕生日に合わせた企画?



お二人とも武道館に行っているそうで、松田さんは、ライオン歯磨きルートで、2枚、森川さんは、200枚往復葉書を出し、4枚当たったという。
ただ、森川さんは、まだ中学生で、チケットは1枚しか買わなかったという。
今から考えるともったいない話。
一番上のほうの席だったが、よく聞こえたそうだ。
チャボもいっしょのステージを見ていたことは、後から知った。
公演後すぐ帰ってテレビを見たが、演奏は、ゆるいと感じたそう。
エドサリバンショーも放送されていたそうで、それもゆるいと感じたとのこと。

一方、松田さんは、あまり覚えていないそうだが、ハードな曲中心に聞いていたので、イエスタデイなど、イマイチと感じていたという。
ちなみに、浜松から、新幹線に乗ったのは初めてで、銀座で、丸首のワイシャツを土産に買ったとのこと。
最初にコンサートに行ったのは、ビーチボーイズが、浜松に来た時で、客が全く入らず、後ろの方の席だったが、かぶりつきで見れたとのこと。

その他、当時の空気とか、どのようにビートルズを知ったかなど、当事者ならではの話がたくさん聞けた。
客もたくさん入っていたが、武道館に行った人は、1人だけで、希少価値?

森川さんが初めて買ったアルバムは、フォーセールで、そのジャケット写真を見て、本当に髪が長いと知ったという。
それほど情報は、不足していた。
ハードデイズナイトを見に行ったら、カップリングご、踊れサーフィンという映画で、呆れつつ、ハードデイズナイトは、2回見たという。
確かに、昔は、何回でも見れたっけ。
 


後半は、ビートルズのアルバム、アルバムジャケットの話で、かなりマニアック。
例えば、HELP!の手旗信号をそのままジャケットにするとこんな感じで、様にならない。
アビーロードも、他の写真を使うとグダグダだ。
ロバートフリーマンが、リボルバーから、降りたのは、ジョンが、フリーマンの奥さんに手を出したからと言われているが、その代わりに、ジョンはクラウスに声をかけて、素晴らしいジャケットになった。
ジャズアルバムのジャケットは、当時から素晴らしいデザインのものが多かったが、ポップミュージックのアルバムジャケットは、メインシンガーの顔写真を単純に使ったものがほとんどで、芸術性を高めたのが、ビートルズ。
他のアーティストが追随してきたら、ホワイトアルバムで、煙に巻いたり。

フォントも手づくり感満載で、逆に味があった?

NOW & THENジャケットについては、みな否定的。
有名ポップアーティストに頼んでしまうと、いくらポールといえども、NOと言えなかったのでは説。
その代わり、ジョージの時計を入れた?
松田さんの本でも、2刷以降は、インサートが付いたとのことだが、そのために買い直しまでは。



森本さんも、いろんなプロジェクトに巻き込まれていて、これは、犬の鳴き声で作った抱きしめたい(噛みつきたい)。
パロディジャケットの話の中で、出て来た。
クォリーメンの来日時に、CDを作ろうと持ちかけたところ、リパプールでならという事で、わざわざ行って作った話なども、びっくりだ。
クォリーメンは、ビートルズデビュー後、本当に4人とは会ってないそうだ。
藤本さんのビートルズ関連ニュースとしては、ラバーソウルリマスター盤、ポール来年来日説など。
リンゴがちょっと心配だが、また忙しい一年になりそうだ。
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