かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

神秘のウズベキスタンその31 シャフリサーブス① アクサライ宮殿跡

2024年10月02日 | India・Sri Lanka・Nepal・Bhutan・Uzbekistan
今日は、夏に逆戻り?
庭仕事は、もう少しで一段落?



翌日は、サマルカンド近郊の世界遺産シャフリサーブスへ、ショート・トリップ。
当初は、平原が続くが、段々山も見えてくる。
緑が溢れている街の意味だそうだ。
7~8世紀には、ケシュの名で、ソグド国の重要な街の一つだった。



途中の休憩所にあったモニュメント。
ピンク・レンジャー?



ガイドのカモラさんが、見せてくれたカラカルパクスタン共和国の国旗。
独立運動など起きないのだろうか。
ソ連崩壊の時、中央アジアに、5つの国が独立した訳だが、結構ドタバタで独立したのかもしれない。
ロシアとしては、その後始末が、今のウクライナ侵攻に繋がっているのだろう。



ソ連時代の車。



街の入口には、スイカのモニュメント。



ひまわり畑が見れるはずだったが、しょぼかった。



飼育されている牛。



そして、アク・サライ宮殿跡。



ほとんど倒壊しているが、タイルが一部残されている。
アクは、白いとか、壮大なの意味で、サライは、宮殿の意味という。
14世紀にサマルカンドの宮殿より大きな宮殿が、ティムールの生まれ故郷である当地に建設されたのだという



このプールは、長い間忘れ去られていたが、文献に残っており、発掘調査の結果発見された。
プールの底のタイルが残っていて、公開されている。



アクサライ宮殿跡を、裏から見たところ。



ティムール像。



ティムールは、南のアフガニスタン方向を眺めている。
あの山の向こうは、文明の十字路と言われるアフガニスタンだ。
もう1日あったら、テルメズというもう一つの都市に行けるのだが、そこには、仏教遺跡があり、立派なガンダーラ仏も発掘されている。



プールの底のタイルは、地中に埋まっていたため、保存状態も比較的よい。



今は、高さ38mだが、当初は、50mだった。
16世紀にブハラのアブドゥル・ハンにほとんど破壊されていて、残されたのは、この門のみ。
アミール・チムール王朝の痕跡を消そうとしたのだという。
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