かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

日本の論点

2013年11月23日 | Books



今日は、最高の秋晴れ、最高のコースでプレイ。気持ちよかった。海の向こうの富士山が見えるかな?



名物ホール。すばらしい眺め。女子プロトーナメントでも使われるコース。TVでも見れるよ。

ポールで明け暮れた一週間から、マインドセットするため、まじめな話をちょっと。



大前さんの新しい本が出た。といっても、プレジデントで連載されていたものの総集編みたいなものだが。ただ、民主党政権時代、時間が止まってしまったので、古い感じはなく、今、日本が直面している喫緊の課題について、大前さんの持論を展開している。

大前さんの本は、何冊か読んでいるが、インパクトがある。昔読んだ本の、英語、IT、ファイナンスの知識が必要とか、知識は、下駄で(ベーシックな知識を持ちつつ、得意分野を作る)など、今でも、意識はしている(それに向かって、能動的な努力ができているかは別)。

読み手によっては、ドキッとする内容もあると思うが、客観的に見ると、確かにそうだなと思わせる内容が多い。
特に、原子力の専門家だから、原発問題についての議論は、鋭い。原発というと、思考停止で、all or nothing の議論がまかり通っているが、今回の福島原発の原因の究明と、再開の議論がされている原発のそれぞれのリスク度合いの、論理的な分析が必要だと説く。
放射能の強さという意味では、もっと高い被ばくをする機会は多くあるのだが、そのような議論は、ほとんと封印されている。
最終章の三浦氏との対談は微笑ましい。大前さんも、生身の人間だ。

ということで、一般的で、前向きな、サラリーマンにお勧め。


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