昨日は、麒麟がくるの最終回だったが、さすがに見ごたえがあった。
本能寺の変以降、大阪冬の陣、夏の陣までの展開を見ると、ifをどうしても、考えたくなってしまう。
歴史の面白いところだ、
本書は、KAWADEさんの他の本を見て、その存在を知りゲット。
元は、2003年!、2011年に増補版が出て、2018年に第3刷が出たらしい。
表紙には、ボヘミアンラプソディ大ヒット!とあるが、関連記事はない!
それどころか、アダムランバートとのツアーにも触れられていない。
なので、2011年時点のタイムカプセル的な1冊と言える。
それはそれで面白かった。
特に、2003年版からあったと思われる本田美奈子さんや、世良公則さんのインタビューや、トリビュートバンドで今も活躍するグイーンさんの座談会など。
QUEENとしての活動は、フレディ亡き後、不可能になってしまったわけだが、新映像、新ベスト盤、そして、ポールロジャーズとのツアーなど、その時々で、再評価され、その評価が上がってきている様子がわかる。
その最新現象が、ボヘミアンラプソディだったわけで、アダムランバートのツアーも来日公演を行い、最高潮となった直後にこのコロナ騒ぎになったということになる。
ぎりぎりコロナに間に合ったことは、不幸中の幸いなのだが、今後どのような展開になるのか余談を許さない。
ブライアンも体調不良を訴えたりして、今後は、音源や、映像を楽しむだけになる可能性も。
和久井さんの寄稿もたくさんあって、当時から個性丸出しで、大活躍だったこともわかる。
東郷かおる子さんとQUEENとの交流は、伝説ものだ。
ただ、和久井さんは、日本で人気に火が付いたというのは、都市伝説かもしれないという説を唱えている。
ただ、日本語での歌を出したり、日本向けのみのDVDを出したり、ブライアンとロジャー側からは、日本びいきであることは確かと思うし、フレディが日本庭園を作ろうとしていたことからも、日本の文化に高い関心があったことも確かで、そういった意味でも、日本でのQUEEN人気は続くのだろう。
私は、そう多くは聞いていなかったが、それでも、当時、頻繁に放送されていたMVは、かっこいいと思っていた。
フレディが在籍した時の公演には、行けていないが、そこは、映像で楽しみたい。
良書。