かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

伊勢と出雲

2016年09月08日 | Books
錦織選手が、ベスト4!
マリーをやぶってのベスト4だから、文句なし!
是非、決勝戦で、ジョコも、破って欲しい!



最近回った伊勢と出雲をフォーカスした新書ということで、早速ゲット。
著者は、この道の専門家ではなかったが、近年、神社関連の本を多く書かれている岡谷さん。

韓神(からかみ)と鉄という副題がついているとおり、伊勢と出雲を、韓国(特に新羅)、と鉄という切り口から、解明しようとした意欲作と言えるだろう。

切り口が、特殊であるから、私の回ったところと重なるところは少ない。
大きく取り上げられているのは、揖屋神社と、日御碕神社ぐらいか。
とにかく、糸を探るように、韓国と鉄との関連を探りに、伊勢と出雲を巡るのだが、なかなか思いが繋がっているところは少ない。
寂れてしまい、所在すらわからなくなっている神社も多いし、逆に、韓国への思いから、新たに造られた神社もある。それらが、混然一体となっており、当時の様子を再現することが難しくなっている。
一般人の感覚での調査なので、もう少し、とことん追求すれば新たな発見もあったのではと思うのだが、ややアイデア唐黶H

興味深いのは、当時の名残が今の地名に反映されているのではという推察。
例えば、白木は、新羅から来ているのでは?
伊勢の五十鈴川も、錫から来ているのでは?

この辺は、もっと時間を根性を持って追求すれば、新たな発見もあるのではと思わせる。

古代史についての発見が相次いでいるので、鉄や、韓国に関する発見も、これから期待できるのだろう。
とにかく、今までの古代史は、根拠の薄い定説に囚われすぎている。
コメント
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