かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

中村雅俊 ON THE WAY

2006年11月26日 | Music

今日は、ぐっと趣を変えて、神奈川県民ホールで行われた、中村雅俊さんのON THE WAY コンサートに行ってきた。日本人ミュージシャンのコンサートは、シンガポールの時行ったKITAROさん以来だが、KITAROさんは、ほとんどしゃべらなかったので、本当の意味での日本人のコンサートは、久し振りだと思う。
中村さんのコンサートは、初めてだったので、どんな感じかまったく見当がつかなかったのだが、ユニークなものだった。
一見歌謡ショーのようでありながら、韓流スターのショーのようでもあり、でも時々フォークソング歌手のようでもあり、でも、ユーミンみたいな、ニューミュージック系のロック・コンサートのようでもある。観客の層もばらばらだが、主流は、中年(失礼!)おばさんか。
席も、前から12番目で、間近だったのだが、歌謡ショーのように、観客席まで、降りてきて歌ってくれるので、すぐそこで(数メートル)、俺達の旅を歌ってくれた。At Homeな雰囲気でよかった。

昨日も、1月から始まるドラマのロケが一日中あったとのことで(ドラマの題名がダイレクトでユニーク)、本業はやはり俳優なのだろう。でも、歌もいい。横浜ご当地ソングの恋人も濡れる街角もいいが、青春時代に繰り返し聴いた、ふれあいや、俺達の旅もいい。

つまるところ、私などは、同世代を共に生きてきた人生共有型ファンなのだろう。今年は、ルート66を旅されたそうで、私も、いつかはと思う。
中村さんは、出身が私と同じ宮城で(私は、仙台なので、女川出身の中村さんよりは、都会っ子)、私が生まれ育った鎌倉を舞台にした俺達の旅で人気を不動のものとし、学生時代は、横浜をベースにし(保土ヶ谷区神戸町(ごうどちょう)にお住まいだったと今日知りました)、良き家庭のパパであり?、何かずっといっしょに生きてきたような(もしくは私が真似をしてきたような)錯覚を覚える。
ただ、一番強い印象は、やはり、俺達の旅での、カースケ、グズ六、オメダの印象だろう。
中村さんのMCも、ファンの中心がその世代であることを知り尽くしての見事なものだった。

9月からスタートしたツアーも、来週の中野サンプラザが最後だそうです。私のような気持ちを中村さんにお持ちの方は、是非どうぞ。

コメント
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