かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

敦煌経と中国仏教美術

2006年11月19日 | Culture・Arts

昨晩は、高校の同窓会で、おおいに盛り上がった。3時間飲み放題というセッティング(その後、部屋に戻って2次会あり)、ギター部の元メンバーが、セミアコギターとアンプを持ち込んでくれて生ギターでの歌合戦。都内のホテルでのパーティとは思えない大騒ぎだった。仙台から、駆けつけてくれた人もいる。しかし30年前の応援歌が皆歌えるのは、不思議である。人間の脳の構造は、どうなっているのだろう。



朝、散会してから、三井記念美術館に行った。三井家が所有している敦煌文書を中心とした展示。世界で2番目に古い(437年)中国の仏像や、布に描かれた仏様など、いろいろ展示されているが、中心は、敦煌に隠されていたお経類。井上靖さんの小説で、あまりにも有名だ。すごくきれいな字で、びっしりと書写されている。鳩摩羅什の翻訳したものがほとんどだが、中には、玄奘が翻訳した直後に書写されたものもある。チベット文字のメモ書きが残っているものもある。唐の則天武后が則天文字というものを作り(18字が確認されているとのこと)、水戸黄門様の光圀の”圀”の文字が、則天文字だということを始めて知った。
敦煌に行ったことがある人、仏教に興味のある人にお勧め。



それから、出光美術館に向かったのだが、途中で、東京国際女子マラソンに出会った。丁度10km地点で、トップ集団も見たので、Qちゃんもいたはずなのだが、本当に瞬時のことで、誰が誰だかわからなかった。マラソンを、街頭で、応援する時は、ワンセグで、実況を見ながらが、いいかもしれない。
まさに、疾走するという言葉がふさわしかった。

最後に、出光美術館の名品展に行ってきた。春の名品展1に続く第二弾なのだが、すごい展示品の数々。ただ、いろんな分野のものが展示してあるので、どうしても、散漫な感じは、否めない。目玉を決めてから、行くのがいいかもしれない。日本の文化史の勉強には、打ってつけ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする