さいばい日誌

放流用のマダイやアワビなどを育てる種苗生産の現場をご紹介します。

稚魚たち

2013-03-08 14:59:38 | 魚類生産


珍しく親魚を撮ったので。

カサゴの成魚です。

20cmくらいでしょうか。


そして、11月に産まれた稚魚がコチラ。



わたしの観察容器では狭くなってしまいました。

4cmちょっと。

4.5cmくらいでしょうか。




目と口が大きい。というより顔が大きいです。




年の瀬に産まれたメバル。

カサゴより細長くスマートな印象です。

目もメバルらしく大きく丸いです。

こちらは3cmくらい。




すっかり変態を終えたマコガレイ。

顕微鏡の画面には入りきらなくなってしまいました。




この体格差。

大きい方が加温水槽で育った個体、
小さい方は加温せず、そのなかでも小さいもの。

同じ親から、同じ日に採卵されたものです。

こんなに体格に差があると、
そのうち大きい個体が小さい個体を食べてしまいそうです。

ちなみに上の顕微鏡におさまっていない画像は、
小さい方の個体です。


徐々に水温も上がり、稚魚たちには過ごしやすい季節に
なってきました。

春から始まる放流に向けて、みんな無事に育って欲しいです。
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