さいばい日誌

放流用のマダイやアワビなどを育てる種苗生産の現場をご紹介します。

ヒラメの放流 <平塚>

2011-06-15 15:47:32 | 放流、イベント
今日は平塚でヒラメの放流でした。



平塚新港です。


まずは漁業協同組合の放流です。




トラックからトレーごと、




リレーして、




船の生簀に移します。





港から出てすぐの砂浜沖で放流しました。


そして、もう1回。




地元の港小学校の5年生による放流体験です。

まずは組合長(当協会理事長)からごあいさつ。




そして当協会専務理事から、種苗生産やヒラメの成長について
簡単なレクチャーです。

みんな真面目に聞いています。




そしていよいよ、船に乗り込みます。




4つのクラスが4隻の遊漁船に分かれて乗ります。
(1クラス1隻)




船の上ではヒラメ稚魚がスタンバイ。




早速1人1つずつバケツをもらい、魚の観察です。

じっくり見たり、そっと触ってみたり、楽しそうです。




そして「元気でね」「大きくなれよ」など声をかけながら放流です。


放流後は「沖から平塚を見てみよう」ということで、ちょっとクルージング。




東大の波浪観測塔では、作業している人が手を振ってくれました。




定置網は、網の交換作業中です。




潮目(海面中央の泡のあるところ)では、
流れ藻に生きものがいるか、見てみました。
(孵化後数日とみられる稚魚が2匹いました)




烏帽子岩にも大接近。


1時間ほどでクルージングは終了。




最後は組合長と質疑応答です。

次から次へとたくさんの質問が出て、
放流体験の楽しさを物語っているようでした。

地元の海や漁業、魚への理解が深まった良い体験になったかと思います。

(放流尾数は、漁協から10000尾、うち1000尾が放流体験、
 当協会から5000尾、計15000尾です。)
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