さいばい日誌

放流用のマダイやアワビなどを育てる種苗生産の現場をご紹介します。

岸壁放流されたマダイ稚魚<その後>

2023-08-08 15:42:03 | 放流、イベント
7月28日(金)、城ケ島の岸壁からマダイを放流しました。


4日後の8月1日(火)、岸壁から海中を覗いてみると沢山の稚魚の姿がありました。



放流後、しばらくその場に留まって過ごしていることが確認できます。

そして8月8日(火)、放流から約10日後、再び海中を覗いてみました。

いました。


それも小さな群れが出来るほどの数です。

エサを撒いたら集まってきそうですが、せっかく放流したので
むやみに影響を与えても良くないと思い、数カ所で元気な姿を
確認するに留めました。

これで、岸壁放流後も稚魚たちは浅場で元気にしていることが
確認できました。
成長と共に、少しずつ深く広く移動していくのだと思います。

県内各地で同様の動向があれば、放流直後の大型魚からの捕食圧から
免れて、放流効果も高くなることが期待できます。

今後も、放流魚たちの動向を見守りつつ、放流効果について
考えていきたいと思います。
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