来し方、行く末に思いを続けて…
日記 … Kametarou Blog
シュウカツ?
あまり聞きたくないし話題にしたくないテーマにシュウカツがある。終活という。人生の終わりをどう整理しておくか、というようなことらしい。さっき昼食をとった食堂にあった雑誌の片隅の記事だ。私よりも5歳も若い人がシュウカツをしなければならない気持ちになったという。何でも近しい人の死に目に会ったのがきっかけだとのこと。
これまで自分が使っていた細かい物、書物やノート、着る物などの身につける物、食事関連の物などを極力処分するのだとか。財産関係の処分は言うまでもない。そして重要な作業は自分の死後の葬儀の心配だ。誰を呼ぶか、そのための住所録の整理や案内文など。自分の遺影はどれが一番いいか、坊さんはどうする?とか。ハテサテ…?
こんな作業が必要と誰が言い出したのだろう。子どもたちや周りの人たちに迷惑をかけないためだろう。
そんな心づもりは必要なのだろうか。シュウカツが一段落したら「さあいつでも死ねるよ」と自分で自分に言い聞かせることになるのだろうか。
また誰かが言う。そういう準備をきちんとした人に限って長生きするよ、と。ではシュウカツは長生きのまじないか。
とはいうものの、シュウカツを夫婦でさりげなく話し合う年代になったことを自覚せざるを得ない。
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