ふたつのクリスマスプレゼント

ウチの幼い孫は、クリスマスのプレゼントとして二つのものを期待している。どちらもゲーム系の物だが、価格が大きく違うらしい。一つは1万円、もう一つは5千円程度のもの。
「こちらのいい方はサンタさんに頼むんだ」という。もう一つはパパ・ママにお願いするのだとのこと。
どうして「高い物をサンタさんにお願いするの?」と聞くと、いい方の値段の高い物をパパ・ママにお願いすると負担になるから、安い物はパパ・ママで、高価な物はサンタさん、とのことである。

世界中の子どもたちのためにプレゼントを用意するサンタさんは、少しぐらい高価な物であっても問題ではないはずだ、という理解らしい。

サンタクロースというのは、よい子のためにお父さんとお母さんが変装してプレゼントを配給することはまだ知らない。「本当のことを教えてあげるか」と、パパ・ママに聞くと「もう少し、このままでいい」と子どものママは答える。

少しだけ夢を持ち続けさせたいツライ親心ではある。そのクリスマスはまもなくやってくる。

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