清武GMの会見

読売英利さんという人はジャイアンツのGM(ゼネラルマネージャー)というポストにいる人だが、近く解任されるらしい。これは不当人事だと反対の訴訟も行う旨今日のマスコミ会見だった。
プロ野球のトップ組織はどうもよくわからない。オーナー、GM、監督、コーチなどなど。読売巨人軍にはさらにその上に「鶴の一声」を発することのできる渡辺恒雄という「王」がいる。一人の取り締役だというが、この人はメデイア王とか政界フイクサーとか、いろいろな冠付けで言われる。それだけ大物なのだろう。

たかだか球団のコーチ人事が表向きの出発点だったようだ。清武氏によるとプロ野球のコーチというポストは一般会社の係長だという。
「江川は悪名高い人間だが、悪名は無名よりもいい」というようなセリフがナベツネ氏の口から言われたと暴露されている。このセリフはある意味での名言かも知れない。ツルの一声だった。

私なども典型的な判官贔屓の一人だから、清武氏の言動の方がまともなのではないか、という気がしている。
明日と明後日の各新聞、テレビの番組(例えばTBSのサンデーモーニングなど)は清武会見をどう伝えるか興味深い。読売グループの提灯持ち的な内容になるか、ナベツネ的態度を、客観的に批判する立場を表明するか。
サンデーモーニングで、私も好きな張本さんなど、「親に刃向かった清武氏は問題だ」と言っていたが、やはりこういう「親不孝論」で議論するのだろうか。オリンパスに幻滅を感じたように、張本さんにも幻滅を感じないように祈っているのだが…。

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