映画「奇跡の子 ー 夢野に舞う」

私は2005年から15年までの11年間で、釧路市の隣村の「鶴居村」に、あのタンチョウと逢うために12回カメラをもって行った。12月末から1月の真冬の時期だ。
このブログのタイトルにある写真も、このときの一枚。

零下10度の空を華麗に舞うタンチョウの姿は、何か天使の使者たちがわれら人間どもに、激励を空から与えてくれているように思えた。その鳥たちに会いたいので、釧路市駅の近くでレンタカーを借り、小一時間かけて鶴居村の小さいホテルに通った。

今日、そのタンチョウをわが町に呼び戻そうと奮闘した長沼町(北広島市に隣接)の人たちの努力を描いた映画を見た。小さい映画館(シアターキノ)はウイークディだったが満員。札幌近郊の町でこういう取り組みがなされていたと初めて知った。青空を飛ぶタンチョウたちの姿は10年前と同じだ。しかし、見おわってから、10数年前に体験した感動が伝わってこない。もっとタンチョウたちの空での活躍を描き出せばよかったのでは、などと思ったのだが。
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